不動産投資マーケット
賃貸住宅の成約件数・賃料「増加」5割
―日管協、高齢者や外国人の成約も増加
2024.11.15
日本賃貸住宅管理協会(日管協)は、23年度の賃貸住宅市場の景況感を調査した「日管協短観」を公表した。賃貸住宅の成約件数はDI値で20・9㌽(22年度比4・7㌽増)に上昇した。成約賃料も23・6㌽(10・4㌽増)と大幅上昇。...
不動産投資マーケット
不動産投資マーケット
賃貸住宅の成約件数・賃料「増加」5割
―日管協、高齢者や外国人の成約も増加
2024.11.15
日本賃貸住宅管理協会(日管協)は、23年度の賃貸住宅市場の景況感を調査した「日管協短観」を公表した。賃貸住宅の成約件数はDI値で20・9㌽(22年度比4・7㌽増)に上昇した。成約賃料も23・6㌽(10・4㌽増)と大幅上昇。...
不動産投資マーケット
能登地震での耐震基準見直し「考えない」
─斉藤国交相が表明、現行基準に有効性
2024.11.15
国土交通省は、能登半島地震の建築物被害のとりまとめを発表した。81年以前の旧耐震基準で建てられた木造は2割が倒壊・崩壊した一方、00年以降の現行の新耐震基準の木造や、耐震改修工事を行った建築物はほとんど倒壊・崩壊しなかった。...
不動産投資マーケット
国交省、住生活基本計画の見直しに着手
─10年間の住宅政策方針、26年3月決定へ
2024.11.08
国土交通省は、住生活基本計画の見直し議論に着手した。同計画は10年間の住宅政策の大方針で、計画策定後、概ね5年で見直しを行っている。現行の計画は21年3月策定、計画期間21~30年度。新計画は26年3月の閣議決定を目指す。...
不動産投資マーケット
住み続けたい街1位は「みなとみらい」
2024.11.01
リクルートは、「SUUMO住民実感調査2024 首都圏版」の集計結果を発表した。首都圏で住み続けたい街(駅)の1位は「みなとみらい(みなとみらい線)」(前回22年調査6位)だった。...
不動産投資マーケット
中大規模木造建築物の維持管理で情報提供
─国交省、建築主向けのパンフレット公表
2024.10.25
国土交通省は、中大規模建築物への木材利用を促進するにあたり、建築主向けパンフレット「中大規模建築物に木材を使用する際に知っておきたい維持保全・維持管理の考え方と設計等の工夫」を公表した。...
不動産投資マーケット
改正地域再生法が施行、計画指針を刷新
─内閣府、新たな特例は計画終了後も継続
2024.10.25
内閣府は、「地域住宅団地再生事業計画の作成等に関するガイドライン」を改正した。地域再生法に基づき市町村が区域を定めて住宅団地を総合的に再生する地域住宅団地再生事業は、法改正により、廃校・空き家などの活用がしやすくなった。...
不動産投資マーケット
国交省、立地適正化計画の実効性向上へ
─未作成市町村の後押しと計画見直し促進
2024.10.25
国土交通省は、立地適正化計画の実効性向上を目指すための方向性のとりまとめ案「立適+(プラス)」を公表した。計画を策定する地方自治体のすそ野拡大の方策や、計画を策定した自治体が見直しを行うための「まちづくりの健康診断」の考え方が示された。...
不動産投資マーケット
都心で年20万坪以上のビル供給が頻発へ
―三井住友トラスト研、情報系は新築入居の有望株
2024.10.25
三井住友トラスト基礎研究所(SMTRI)は、東京都心5区で主要大企業の本社オフィスの立地状況を分析したレポートを公表した。今後の開発計画の情報などに基づいた分析では、25年は都心5区に20万坪超のビル供給が予定され、...
不動産投資マーケット
新しい地方経済・生活環境創生本部設置
─石破政権の最重要課題、地方創生再起動
2024.10.18
政府は、地方創生を強力に進めるため、「新しい地方経済・生活環境創生本部」の設置を閣議決定した。石破茂首相を本部長として、全閣僚が参加する。事務局は内閣官房に設置された。岸田文雄政権が主導した、...
不動産投資マーケット
心斎橋筋商店街の通行量は月840万人
―CBRE、コロナ前比の92%まで回復
2024.10.18
シービーアールイー(CBRE)は7日、大阪・心斎橋筋商店街で第2四半期(4~6月期、2Q)の歩行者通行量の調査レポートを公表した。2Qの期中月間平均通行量は840万人で、コロナ前の19年と比べて92%で、...
不動産投資マーケット
国交省初のデータコンペ、不動産テーマ
─賃料予測と物件価値向上の2部門募集
2024.10.10
国土交通省は、省として初のデータコンペを開催する。国交省が提供している国土数値情報と、民間企業のデータを使い「不動産の賃料予測モデル」の精度を競う。同時に「不動産市場の物件価値を高めるためのアイデア提案」も募集する。...
不動産投資マーケット
相続土地放棄、全国で月1900件相談
─法務省、15日から法務局ウェブ対応開始
2024.10.10
法務省は、相続土地国庫帰属制度のウェブ相談を15日から開始する。反響が大きく、23年4月27日の制度開始以降、現在も月平均1900件の相談が全国の法務局に寄せられている。継続的に相談があることから、...
不動産投資マーケット
三井ら、神宮外苑開発説明会に199人
―反対は少なく、「外苑への愛情感じた」
2024.10.10
東京・神宮外苑地区の再開発を手掛ける事業者らが9月28日、近隣住民向けの説明会を都内で開いた。新宿・港両区の住民ら合計199人が参加。代表施行者の三井不動産が伐採樹木を減らして植樹を増やすなどの変更案を説明した。...
不動産投資マーケット
上期のJリート物件取得は6700億円
―SMTRI、含み益5・6兆円で最高
2024.10.02
三井住友トラスト基礎研究所は、24年上期(1~6月)のJリートレビューを公表した。外部成長の物件取得額は約6700億円で、前期(23年下期)の約4900億円を上回った。ホテル、住宅の取引が増加した影響。平均取得NOI利回りは4・3%。...
不動産投資マーケット
国交省、マンション2法改正で小委設置
─自治体による新財産管理制度申立て検討
2024.10.02
国土交通省は、11月にもマンション管理適正化法・マンション建替え円滑化法の改正を議論する有識者会議を立ち上げる。同省の社会資本整備審議会住宅宅地分科会の下に、「マンション政策小委員会」を設置する。...
不動産投資マーケット
都市緑地の認定制度、愛称は「ツナグ」
─国交省、脱炭素まちづくりも金融支援へ
2024.10.02
国土交通省は、11月運用開始の「優良緑地確保計画認定制度」の愛称を「TSUNAG(ツナグ)」に決定した。緑の持つ様々な価値を見える化することで、緑と人々・都市・社会・緑同士の「つながり」を生み出すことが目的。...
不動産投資マーケット
不動産私募ファンド市場規模38・6兆円
―ARESと三井住友トラ研、増加率10%に
2024.09.27
不動産証券化協会(ARES)と三井住友トラスト基礎研究所は、「不動産私募ファンドに関する実態調査」の結果を公表した。6月末時点で不動産私募ファンド(私募リートなど含む)の市場規模は運用資産額ベースで38・6兆円と推計。...
不動産投資マーケット
推進センター、事業者に公開情報の活用を提案
―不動産業界のDX支援初弾
2024.09.27
不動産流通推進センターは、不動産事業者にオープンデータを活用した不動産DXの報告書を公表する。国土交通省が主導する3D都市モデル「PLATEAU(プラトー)」を使って日照や眺望、洪水被害の想定などの確認や、...
不動産投資マーケット
リフォーム、住宅・非住宅とも受注額増
─国交省24年1Q調査、受注件数は減少
2024.09.20
国土交通省は、24年度第1四半期(24年4~6月)の「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」をまとめた。受注高合計は、前年同期比10・6%増の3兆8180億円となった。うち、住宅は1兆1966億円(前年同期比4・3%増)、...
不動産投資マーケット
不国交省、環境行動計画の見直し議論開始
─25年に新計画、反映する分野・論点提示
2024.09.20
国土交通省は、グリーン社会の実現に向けた国交省の役割を定めた「環境行動計画」の見直しに着手した。現在の計画は30年までを対象に、21年12月に決定された。社会資本整備審議会環境部会および交通政策審議会交通体系分科会環境部会にそれぞれ設置された「グリーン社会小委員会」が10日、...
不動産投資マーケット
都心部のオフィスは回復局面で拡張意向
―三幸とニッセイ基礎研、DI堅調な水準
2024.09.13
三幸エステートとニッセイ基礎研究所は、24年上期(1~6月)の「成約事例で見る東京都心部のオフィス市場動向」を公表した。第1・第2四半期(1Q・2Q)のオフィスの拡張移転DIは、ともに69%と堅調に推移した。...
不動産投資マーケット
不動産透明度番付、英国が6回連続首位
―JLL、日本は「サステナ」評価で11位
2024.09.13
ジョーンズラングラサール(JLL)が2年に1度公表している不動産透明度番付の最新版で、英国が評点1・24を取り6回続けて首位となった。2位はフランス(評点1・26)、3位は米国(1・34)と前回から順位が入れ替わった。...
不動産投資マーケット
住金機構、AI審査で不適正利用を検知
2024.09.13
住宅金融支援機構は、10月からフラット35の全ての申し込みに対し、「AI審査モデル」を導入する。投資目的利用や、住宅購入価格の水増しなど、不適正な申し込みの検知強化が目的。審査体制の強化に役立てる。...
不動産投資マーケット
地価LOOK、2期連続で全地区上昇
─国交省、伸びは鈍化の様相も需要底堅く
2024.09.06
国土交通省は、主要都市の地価の先行指標「地価LOOKレポート」の24年第2四半期分を公表した。対象の高度利用地80地区の全てが「上昇」の分類となり、横ばい・下落の地区はゼロだった。...
不動産投資マーケット
国交省、木造住宅の安全確保マニュアル
─耐震改修できない場合の対策も盛り込む
2024.09.06
国土交通省は、「木造住宅の安全確保方策マニュアル」をまとめた。24年能登半島地震では、多くの家屋が倒壊し、甚大な被害が発生した。多くが高齢者世帯の地域では特に住宅の耐震化率が低かったことから、...
不動産投資マーケット
Jリート保有物件の価格推移を指数化
―三井住友トラスト基礎研など、住宅と物流は19年末並
2024.08.30
三井住友トラスト基礎研究所、東京海上アセットマネジメント、Prop Tech plusが共同開発し、一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科の清水千弘教授が監修した「日次不動産価格指数」が、初めて公表された。...
不動産投資マーケット
SC上期売上、訪日客増え前年比プラス
―開業は17施設で微減、テナントは飲食増
2024.08.23
日本ショッピングセンター協会によると、24年上期(1~6月)の既存ショッピングセンター(SC)の売上高は大都市を中心にインバウンド客の来館が増加し、前年を上回った。上期に開業したSCは17施設(前年同期は19施設)。...
不動産投資マーケット
国交省、まちづくりDX推進に助言組織
─スマートシティやプラトー、運営改善へ
2024.08.23
国土交通省は、スマートシティや3D都市モデル「Project PLATEAU(プラトー)」などの取り組みに助言を行う「デジタル情報活用推進コミッティ」を創設した。これらまちづくりに先進技術を活用する施策には、...
不動産投資マーケット
23年度住宅ローン、新規貸出20・9兆円
2024.08.23
住宅金融支援機構は、23年度の住宅ローンの新規貸出額は前年度比0・8%増の20兆8982億円と発表した。8年連続で20兆円台で推移している。...
不動産投資マーケット
全国のマンション市場規模は5兆円続く
―カンテイ、中古は4兆円・新築は1兆円
2024.08.23
東京カンテイは1日、第2四半期(2Q、4~6月)におけるマンション市場の調査結果を公表した。戸当たり平均価格と戸数を掛けた全国の市場規模は、中古マンションが4兆302億5100万円(前年同期比7・8%増)、...
不動産投資マーケット
オフィス賃料は東京底打ち、大阪で上昇
―三菱UFJ信、7月から5年間の予測
2024.08.02
三菱UFJ信託銀行はこのほど、東京と大阪のオフィス市場予測を公表した。7月時点から28年までの東京の市場に関する動向は、短期的に空室率の低下が続いて5%台を保ち、25年の20万坪超の供給があっても市況が崩れる懸念は大きくないと見込む。...
不動産投資マーケット
23年度相談数、3年連続減の6250件
―管理協集計、相談内容は組合関係が過半
2024.08.02
マンション管理業協会は23年度(23年4月~24年3月)の「苦情・相談・問い合わせ状況」をまとめた。相談件数は前年度比1・0%減の6250件だった。コロナ関連の相談で大幅増となった20年度から3年連続で減少した。...
不動産投資マーケット
改訂マンション標準管理委託契約書の反映は31%
―管理協調査、内容はカスハラ対応が最多
2024.07.25
マンション管理業協会は「マンション管理トレンド調査2024」をまとめた。昨年9月の国土交通省のマンション標準管理委託契約書改訂を受け、管理委託契約書への反映状況については、「提案し改訂済」と「提案中(未改訂)」がそれぞれ31%となった。...
不動産投資マーケット
長期優良住宅、着工に対する割合が増加
─国交省23年度調査、累計約160万戸に
2024.07.25
国土交通省は、23年度の長期優良住宅の認定状況を調査した。新築の戸建ての認定は11万1262戸で、前年度比4247戸の減少となった。新築戸建ての減少は2年連続だが、新築戸建ての着工戸数に対する割合は31・3%で、...
不動産投資マーケット
大型物流は26年までに350万坪供給へ
―コリアーズ、四大都市圏見通しを調査
2024.07.25
コリアーズ・インターナショナル・ジャパンは、四大都市圏(東京圏、名古屋圏、大阪圏、福岡圏)における延床面積が概ね5000坪以上の大型物流施設について新規供給の見通しを公表した。四大都市圏で24年から26年までに供給される面積の合計の見込みを350万坪とした。...
不動産投資マーケット
国交省、優良木造建築物の支援先に17件
―「先導枠」で東京海上ビルなど2件採択
2024.07.19
国土交通省は、24年度「優良木造建築物等整備推進事業」の採択事業を決めた。木造化に関する先導的な設計・施工技術が導入される開発プロジェクトなどを支援するもので、先導枠で2件、普及枠で15件の計17件を選んだ。...
不動産投資マーケット
マンション総合調査、居住者高齢化進む
―国交省調べ、修繕積立金の不足割合拡大
2024.07.19
国土交通省は、全国のマンション管理組合や区分所有者を対象にマンションの管理状況や居住者の管理に対する意識を調査する「マンション総合調査」の23年度の結果をまとめた。調査は5年ごとに実施。...
不動産投資マーケット
戸建て既存住宅の流通・活用促進で調査
―国政研、空き家所有者の課題などを整理
2024.07.12
国土交通政策研究所は、空き家所有者の抱える課題や民間事業者の取り組み事例を調査した「戸建て既存住宅の流通・活用の促進等に関する調査研究」報告書を公表した。住宅を流通・活用させる際の課題について、...
不動産投資マーケット
AIは賃貸管理やオフィス最適化で活用
―コリアーズ、事業用不動産への影響予測
2024.07.12
コリアーズ・インターナショナルは、アジア太平洋地域で生成AIが事業用不動産に与える影響を予測したレポートをこのほどまとめた。AIの現状から自然言語処理や機械学習、予測分析など6つの類型で活用が見込まれ、...
不動産投資マーケット
CBRE、融資環境は緩和的姿勢が続く
―レンダー調査、8割が追加利上げ想定
2024.07.12
シービーアールイー(CBRE)はこのほど、不動産融資を行う事業者を対象に、4、5月に実施して31社が協力したアンケート調査の結果を公表した。23年度の融資実績は金額ベースで「新規融資が100%」の割合が、...
不動産投資マーケット
国土交通白書、望ましい将来の展望探る
─企業の成長、システム導入・効率化カギ
2024.07.05
政府は、24年版「国土交通白書」を公表した。深刻な少子高齢化と人口減少に直面している日本の現状を踏まえ、テーマは「持続可能な暮らしと社会の実現に向けた国土交通省の挑戦」と設定。...
不動産投資マーケット
住まいのトレンド予測は「断熱新時代」
―リクルート、住宅で多世代の健康を実現
2024.07.05
リクルートの運営する住まい領域の調査研究機関のSUUMOリサーチセンターは、24年のトレンドワードを「断熱新時代」と発表した。国際的に全世代の健康寿命の延伸に室温が重要であることや、...
不動産投資マーケット
Jリート、住宅が用途別資産規模3位に
―取得合計3・53兆円、ARES5月集計
2024.07.05
Jリートが保有する住宅アセットの取得合計価格が5月末時点で3・53兆円に達し、用途別の資産規模で商業施設(3・49兆円)を抜いてオフィス、物流施設に次ぐ3位に付けたことが不動産証券化協会(ARES)の集計で分かった。...
不動産投資マーケット
地価LOOK、調査初の全地区上昇に
─国交省、青海・台場が横ばい脱し達成
2024.06.21
国土交通省は、地価の先行指標「地価LOOKレポート」の24年第1四半期分(24年1月1日~4月1日)を公表した。全80地区の全ての地価が上昇(前回79地区上昇、1地区横ばい)。...
不動産投資マーケット
23年度のリフォーム受注高が過去最高
─国交省調査、物価高での値上がり明確に
2024.06.21
国土交通省は、「建築物リフォーム・リニューアル調査」の23年度計をまとめた。23年度のリフォーム工事受注高合計は前年度比14・9%増の13兆2739億円で、...
不動産投資マーケット
政府、新たな「土地基本方針」閣議決定
―サステナブルな土地の利用と管理掲げる
2024.06.21
政府は、土地基本法に基づく新たな「土地基本方針」を閣議決定した。「サステナブルな土地の利用・管理」の実現を全体目標に掲げ、時代の要請に対応した新たな施策の方向性を盛り込んだ。...
不動産投資マーケット
スモールコンセッション推進方策を策定
―国交省、3つの壁打破しマッチング強化
2024.06.14
国土交通省は、地方自治体が所有する遊休不動産を対象とした小規模なPPP/PFI事業の拡大を目指し、「スモールコンセッション推進方策」を策定した。人口減少や少子高齢化で、...
不動産投資マーケット
三菱UFJ信託、分譲Mの外部管理者に
―デベ・管理会社と連携し新築物件で開始
2024.06.14
三菱UFJ信託銀行は分譲マンションの管理組合向けに外部管理者事業を始める。組合の理事会機能を外部専門家が代行する外部管理者方式(第三者管理方式)はこれまで、...
不動産投資マーケット
国際指数、マンション上昇率の首位は東京と大阪
2024.06.07
日本不動産研究所は「国際不動産価格賃料指数」の調査結果を公表した。賃料変動率(上昇率)の首位は、オフィスはソウル(2・6%)、マンションはシドニー(6・0%)。価格変動率(同)首位は、...
不動産投資マーケット
斉藤国交相、環境行動計画の改定を指示
―GXなど推進、「施策を考える前提に」
2024.06.07
国土交通省は、GXやネイチャーポジティブ(自然再興)、サーキュラーエコノミー(循環経済)の実現に向け、斉藤鉄夫・国土交通大臣を本部長とする「グリーン社会実現推進本部」を開催した。...
不動産投資マーケット
国交省、空き地問題の発生状況を調査
─自治体、不適切管理土地に課税強化の声
2024.05.31
国土交通省は、今年2月に全1741自治体を対象に行った「土地の利活用・管理に関するアンケート調査結果」を公表した。住民から苦情があったり、議会で指摘されたりするなど、問題が発生している空き地を調査。...
不動産投資マーケット
森ビル、オフィス空室率4年ぶりに低下
―ビル大型化、都心5区への供給8割強
2024.05.31
森ビルは、東京23区における大規模オフィスビルの市場動向の調査結果を発表した。23年末時点の空室率は前年末比0・1㌽下降の5・8%と、19年以降4年ぶりに改善した。向こう5年の年平均供給量は...
不動産投資マーケット
推進C、住宅の価格査定手引き普及促進
―23年度7千を突破、将来は省エネ性も
2024.05.24
不動産流通推進センターは、事業者向けに有償で提供している「価格査定マニュアル」の普及を進める。16年7月から提供を始めて23年度に利用IDは7000を超え、23年度末時点で7074まで拡大。...
不動産投資マーケット
三幸、都心5区ビル需要は供給を上回る
2024.05.24
三幸エステートは、全国の主要都市における4月のオフィスビルの需給動向を公表した。東京都心5区の大規模ビルは、空室率が4・32%(前月比0・03㌽減)でほぼ横ばいだった。...
不動産投資マーケット
CBRE、Jリートの取得・売却最高額
2024.05.17
シービーアールイー(CBRE)は、24年第1四半期(1Q、1~3月期)の日本における事業用不動産への投資動向のレポートを公表した。全投資額は1兆4390億円(前年同期比7%増)だった。...
不動産投資マーケット
800万以下の売買、報酬最大33万円に
―国交省、空き家対策で告示6年ぶり改正
2024.05.17
空き家の流通を後押しするため、国土交通省は宅地建物取引業者の報酬規定の改正に踏み切る。既存の空き家売買用の特例を、800万円以下(現行400万円以下)の物件まで対象を拡大したうえで、報酬の上限も原則を超えた33万円に引き上げる。...
不動産投資マーケット
全国の中古マンション市場規模、初の4兆円台に
―カンテイ、1Qは新築と合計5・1兆
2024.05.10
東京カンテイは、24年第1四半期(1Q、1~3月)におけるマンション市場の調査結果を公表した。戸当たり平均価格と戸数を掛けた市場規模は、中古マンションが4兆611億3300万円(前年同期比7・8%増)で初の4兆円台となった。...
不動産投資マーケット
空き家が過去最多を更新、900万戸へ
─総務省、使用目的ない空き家385万戸
2024.05.10
総務省は、23年住宅・土地統計調査の速報値を公表した。23年10月時点の総住宅数のうち、空き家総数は899万5200戸となり、比較可能な73年以降で過去最多となった。前回の18年調査から51万戸の増加。...
不動産投資マーケット
国交省、23年度の新設住宅着工は80万戸
─持家、リーマン直後より厳しい低水準
2024.05.10
国土交通省は、建築着工統計調査報告の23年度計を公表した。23年度の新設住宅着工戸数は前年度比7・0%減の80万176戸だった。うち持家は21万9622戸(前年度比11・5%減)で、2ケタ減は2年連続。...
不動産投資マーケット
管理計画認定マンション、677件に
─国交省、認定新基準は27年導入を検討
2024.04.26
適切な管理を行っているマンションを認定する国の制度「管理計画認定制度」の認定件数が、足元で増加している。認定を取得するには管理組合側の準備が必要で、22年4月の制度開始当初は少なかった。...
不動産投資マーケット
長期空き家で経済損失1・5兆円の試算
―空き家コンソーシアム、2年以内なら損失みられず
2024.04.26
建設テックのクラッソーネが代表理事の全国空き家対策コンソーシアムは、東京大学連携研究機構不動産イノベーション研究センター(CREI)と連携して、空き家が周辺地域に及ぼす悪影響に関する勉強会を、19日に開催した。...
不動産投資マーケット
異次元の金融緩和が不動産市場に好影響
―三菱UFJ信、10年以降の政策を考察
2024.04.26
三菱UFJ信託銀行は、日本銀行が包括的な金融緩和政策を行った2010年以降の不動産市場のレポートを公表した。ゼロ金利、国債の買い入れに加えてETFやJリートの買い入れも行い、16年からマイナス金利や長短金利操作(YCC)へと金融緩和は進展。...
不動産投資マーケット
不動産分野TCFDガイダンスを改訂
─国交省、デベなどの取り組み事例紹介
2024.04.19
国土交通省は、「不動産分野TCFD対応ガイダンス」を改訂した。ガイダンス策定以降の約3年間、気候関連のサステナビリティ情報開示の重要性は高まり続けている。改訂版には、...
不動産投資マーケット
中古戸建の成約価格が前年超えに転じる
―4レインズ動向、3月の既存住宅取引
2024.04.19
不動産流通推進センターは、3月に全国の指定流通機構(レインズシステム)に売買の成約報告があった取引事例から、既存住宅の動向を公表した。中古マンションの成約価格は3817万円(前年同月比8・35%増)、...
不動産投資マーケット
Z世代は旅行に地域貢献への意識が高い
―リクルート、宿泊旅行調査で価値観分析
2024.04.12
リクルートが運営する「じゃらんリサーチセンター」による23年の宿泊旅行調査から、調査で18~29歳の「Z世代」は、旅行の際に地域貢献に関する意識が高いと分析した。調査の回答から、...
不動産投資マーケット
心斎橋筋の通行量、昨年9千万人に増加
―CBRE、コロナ禍前の8割まで回復
2024.04.12
シービーアールイー(CBRE)はこのほど、大阪の心斎橋筋商店街と連携した調査レポートを公表した。同商店街のトラフィックデータによると、23年の歩行者の通行量は約9032万人で、...
不動産投資マーケット
国交省、2月の住宅着工9カ月連続減少
─持家と分譲戸建てのマイナス止まらず
2024.04.05
国土交通省は、2月の建築着工統計調査報告をまとめた。新設住宅着工戸数は前年同月比8・2%減の5万9162戸で、9カ月連続で減少した。1月(5万8849戸)に22年1月以来の5万戸台を記録したが、...
不動産投資マーケット
修繕積立金に「適切な引上げ幅」示す
―国交省、M標準管理規約の改正も実施
2024.04.05
国土交通省は、マンション修繕積立金の段階増額積立方式に、適切な引上げの考え方を示した。毎月均等額を徴収する均等積立方式とした場合の修積金月額を基準額とし、...
不動産投資マーケット
Jリートの含み益5・5兆円で過去最高
―SMTRI、23年下期は売却益3百億
2024.04.05
三井住友トラスト基礎研究所は、23年下期(7~12月)のJリートレビューを公表した。対象銘柄の中央値を取ると、分配金の成長率は前年同期比+3・0%増(前期比1・0㌽増)だった。...
不動産投資マーケット
Jリートの運用成果は二極化へ
―金利上昇下におけるJリートの不動産取引
2024.03.29
三菱UFJ信託銀行は、金利上昇下におけるJリートの不動産取引に着目するレポートを発表した。足元で軟調な投資口価格が続くJリートは、同信託行の見立てによれば2024年も増資による物件の取得は困難である可能性が高い。...
不動産投資マーケット
「Shibuya Sakura Stage」にハイアットがSAを開業
―エリアに合致するブランドと協業の方針
2024.03.29
東京・渋谷の複合施設「Shibuya Sakura Stage」の一角に、「ハイアットハウス東京渋谷」が開業した。開発は東急不動産でサービスアパートメント(SA)型のハイアットブランドは、...
不動産投資マーケット
老朽マンションの性能向上工事に手引き
―住金機構、管理組合のノウハウまとめる
2024.03.22
住宅金融支援機構は、高経年マンションの管理組合向けに「(仮称)性能向上工事の進め方に関する手引き」を作成する。今夏に公表予定。マンションの最初の大規模修繕と、...
不動産投資マーケット
国交省、スマートシティ施策全般を改善へ
─24年度方針、支援事業に重点テーマ設定
2024.03.22
国土交通省は、スマートシティ施策全般を見直す。スマートシティの社会実装に向けた幅広い取り組みを支援してきた「スマートシティ実装化支援事業」に、24年度からは優先テーマを設定。...
不動産投資マーケット
東京・千代田区のビル空室率は2%台に
―三鬼と地所リアル、オフィス需給調査
2024.03.15
三鬼商事と三菱地所リアルエステートサービスは、東京中心部における2月時点のオフィスビルの需給動向を公表した。三鬼商事の都心5区における基準階面積100坪以上のビルを対象とした調査では、...
不動産投資マーケット
人流データの実証事業、選定3市が報告
─国交省、分析で駅周辺の不動産課題解決
2024.03.15
国土交通省は、不動産分野で人流データを活用して地域の課題を解決するための実証事業を進めている。2月に、実証地域に選定されている東京都東村山市、さいたま市、鳥取市が参加した成果報告会を開催した。...
不動産投資マーケット
不動産投資額は「現状維持」が4割超
―SMTRI、年金基金と機関投資家動向
2024.03.08
三井住友トラスト基礎研究所は、不動産投資に関する調査の結果を公表した。23年11~12月にかけて年金基金162、機関投資家等137にアンケートを郵送し、年金基金46と機関投資家34から回答を得た。...
不動産投資マーケット
政府、地域再生法の改正案を閣議決定
─住宅団地、コンビニなどつくりやすく
2024.03.08
政府は、住宅団地の既存ストックを転用しやすくするため、地域再生法改正案を閣議決定した。高度成長期に大量供給された住宅団地は、住民の高齢化や空き家の増加が顕著。...
不動産投資マーケット
相続登記の申請義務化、4月1日開始へ
─認知度が課題、相続関心世代へ重点周知
2024.03.01
不動産を相続した場合の登記の申請義務化が、24年4月1日から開始される。3年間の猶予期間があるものの、4月1日以前の相続も義務化の対象だ。...
不動産投資マーケット
環境配慮型の住宅ローン、取扱いが増加
─住金機構、金融機関の貸出動向調査実施
2024.03.01
住宅金融支援機構は、金融機関の住宅ローンの取組姿勢などを調査する「住宅ローン貸出動向調査」の23年度結果をまとめた。新規住宅ローンへの取組姿勢は...
不動産投資マーケット
中国リート、初の商業施設リートが上場へ
―2023年の現状と2024年の見通し
2024.03.01
ニッセイ基礎研究所がまとめたレポートよれば、中国のリート市場は景気が減退する中でも銘柄数を増やしている。2023年末には初の商業施設リートが4銘柄承認され、...
不動産投資マーケット
不動産セキュリティ・トークン市場が拡大
―三菱UFJ信託、DREAMの初号STで協業
2024.03.01
三菱UFJ信託銀行は、ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント(DREAM)が手掛ける学生レジデンスを対象とした不動産セキュリティ・トークン(ST)について、...
不動産投資マーケット
観光復活、相次ぐホテル・コンドミニアム
―地価高騰も要因、今後は主要リゾート地で
2024.03.01
コロナ明け、観光復活を背景に、ここにきて相次いでいるのが「ホテルコンドミニアム(ホテル分譲)」である。不動産会社などがホテルを開発し、客室を分譲販売する。...
不動産投資マーケット
区分所有法の改正要綱、法務相へ答申
―法制審、マンションの管理・再生円滑化
2024.02.22
法制審議会(法務相の諮問機関)は、マンションの建替え要件の緩和などを盛り込んだ区分所有法の改正要綱を、小泉龍司・法務相に答申した。...
不動産投資マーケット
築地再開発の事業者決定が5月上旬に
2024.02.22
東京都は、中央区で築地市場跡地の再開発「築地地区まちづくり事業」の事業予定者を24年5月上旬頃に決定する見込みになると発表した。...
不動産投資マーケット
二地域居住促進する改正法案を閣議決定
─政府、地域と居住者のミスマッチ防ぐ
2024.02.22
政府は、二地域居住者を増やすための新たな制度を盛り込んだ「広域的地域活性化基盤整備法」の改正案を閣議決定した。二地域居住の実現に重要な、...
不動産投資マーケット
1月の東京主要部の空室率は小幅に低下
―三幸と地所リアル、オフィス需給調査
2024.02.16
三幸エステートと三菱地所リアルエステートサービスは、1月の東京主要エリアにおけるオフィス需給の動向を公表した。三幸エステートは、...
不動産投資マーケット
FRK、22年の既存住宅流通量は63万件
―04年比で1・5倍、ほぼ一貫して増加
2024.02.16
不動産流通経営協会(FRK)は、22年の既存住宅流通量の地域別の推計(暫定値)を公表した。全国ベースの推計は暫定値で21年比3・3%増の63万701件(21年比約2万件増)だった。...
不動産投資マーケット
UR、初のIoTスマートホームで実証
2024.02.16
都市再生機構は、IoT機器を実装したリノベーション住宅「URスマートホーム」の展開を始めた。第1弾はグリーンタウン小金井団地(東京都小金井市)の8戸で入居者を募集する。...
不動産投資マーケット
国交省、二地域・多拠点居住を後押し
―広域地方活性化法改正案、国会提出へ
2024.02.09
国土交通省は、地方への人の流れの創出に向け、二地域居住・多拠点居住を後押しする。通常国会に広域地域活性化法の改正案を提出し、...
不動産投資マーケット
貸金利息、三菱UFJ銀が1兆4763.29億円でトップ
―総額61.91%増の6.75兆円、98機関が増収に
2024.02.02
国内金融機関111機関(都銀4、信託3、生保15、損保1、地銀77、その他11)の2023年9月期業績によると、111機関の貸出金利息収入(以下、利息収入)は...
不動産投資マーケット
私募ファンドのサステナビリティを後押し
―みずほFG、独自のフレームワークを開発
2024.02.02
みずほ信託銀行は、「みずほグリーン不動産ノンリコースローン」及び「みずほサステナビリティ不動産ノンリコースローン」の取扱いを開始した。...
不動産投資マーケット
省エネ性能表示制度、周知ツール配布
─国交省、ポスターやチラシ申込み受付
2024.01.26
国土交通省は、4月からスタートする「建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度」の周知用ツールを、不動産業者向けに無料で提供する。...
不動産投資マーケット
ライフル、住宅ローン金利「上昇」7割
―ユーザー調査、過半数が価格上昇見込み
2024.01.26
LIFULLは、運営する不動産サイト「LIFULL HOME’S」を通じて、5年以内に住宅を購入する予定があるユーザーを対象に住宅ローンに関する意識調査を行った。...
不動産投資マーケット
投資市場は厚いイールドギャップで堅調
―三菱UFJ信、ホテルが成長の見込み
2024.01.26
三菱UFJ信託銀行は、日本の不動産市場の潤沢なイールドギャップが、金利上昇局面の24年も一定程度維持されると見込むレポートを公表した。...
不動産投資マーケット
24年度の住宅着工戸数は83万戸と予測
─建設経済研、23年後半減少で下方修正
2024.01.19
建設経済研究所は、独自モデルで試算した「建設投資の見通し(24年1月)」をまとめた。住宅着工の予測は、23年度82・8万戸(前年度比3・9%減)、24年度83万戸(0・3%増)と予測。...
不動産投資マーケット
24年の投資市場は選別姿勢強まる見通し
―CBRE、通年投資額は23年割れを予想
2024.01.19
シービーアールイー(CBRE)は、24年の不動産市場の見通しを公表した。事業用不動産の投資市場について、賃貸市場の需給見通しを踏まえた投資家の選別姿勢の強まりに加えて、...
不動産投資マーケット
24年度住宅ローン減税、Q&Aまとめる
―国交省、その他住宅は買取再販で適用可
2024.01.19
国土交通省は、24年度税制改正での住宅ローン減税の変更内容について、よくある質問を「Q&A」にしてまとめた。床面積要件の40㎡以上への緩和措置の延長と、...
不動産投資マーケット
11月の住宅着工戸数、6・6万戸へ減少
―国交省、持家と分譲戸建てマイナス続く
2024.01.12
国土交通省は、11月の建築着工統計調査報告を発表した。新設住宅着工戸数は前年同月比8・5%減の6万6238戸で、6カ月連続で減少した。11月としては過去10年で最低。...
不動産投資マーケット
都、「強靭化プロジェクト」対策を強化
2024.01.12
東京都は、22年12月に立ち上げた「TOKYO強靭化プロジェクト」をアップグレートさせた。地震、電力・通信の途絶、感染症など5つの危機に対しての事業に取り組むため、...
不動産投資マーケット
24年度税制改正大綱、子育て支援手厚く
―住宅ローン減税の借入限度額など優遇
2023.12.22
24年度与党税制改正大綱が決定した。24年入居分から借入限度額の縮減が決定されていた住宅ローン減税は、子育て世帯・若者夫婦世帯(以下、子育て世帯等)に限り、...
不動産投資マーケット
若年層は10年前より広い間取り重視傾向
―アットホーム、賃貸住まい選び動向を調査
2023.12.22
アットホームは、全国の18~29歳の若年層の学生・社会人男女を対象に、13年から定期的に実施している住まいの動向調査をまとめた。部屋の間取りは23年で「ワンルーム」22・3%、...
不動産投資マーケット
改正空家法が施行、所有者に管理の責務
―活用促進区域も創設、国は指針作成へ
2023.12.22
改正空き家対策特別措置法が施行される。所有者による空き家の適正な管理を促すとともに、管理不全の空き家を固定資産税の住宅優遇特例から除外する措置などを盛り込んだ。...
不動産投資マーケット
リフォーム受注高、18年以降で最高額に
― 国交省調査、件数微増で物価高影響か
2023.12.15
国土交通省は23年度第2四半期受注分(7~9月)の建築物リフォーム・リニューアル調査報告をまとめた。受注高合計は前年同期比22・9%増の3兆6336億円となり、...
不動産投資マーケット
リフォーム税制延長、子育て世帯に特例
─ マル政、固資税の負担調整措置は延長へ
2023.12.15
政府・与党は、23年末で期限切れを迎える住宅リフォーム減税制度を延長するとともに、子育て・若者夫婦世帯を対象に拡充する方針だ。24年度税制改正大綱に特例として盛り込む方向で調整している。...
不動産投資マーケット
税制改正、ローン減税の借入限度額維持
― 子育て・若者に限定、床面積要件は延長
2023.12.15
政府・与党は、24年度税制改正の焦点になっている住宅ローン減税について、子育て世帯と若者夫婦世帯に限り、当初予定されていた縮減を回避し、現行の借入限度額を維持する方向で検討を進めている。...
不動産投資マーケット
住まいの節約志向と安全性に注目集まる
―ライフル、東京は宅配ボックスも重視
2023.12.8
LIFULLは、住まい探しで優先する条件の23年の調査結果をまとめた。譲れない条件の全国の総合1位は、「バス・トイレ別」(936㌽)だった。2位が「駐車場あり」(873㌽)、...
不動産投資マーケット
住金機構、子育てプラスは2月13日から
─補正予算成立で決定、多子ほど金利優遇
2023.12.8
住宅金融支援機構は、子どもの人数に応じてフラット35の金利を引き下げる「【フラット35】子育てプラス」について、適用開始時期を「24年2月13日の資金受取分から」と決定した。...
不動産投資マーケット
都心ビルの総合収益率、5期連続で上昇
―不動研、金利上昇の投資家想定も調査
2023.12.8
日本不動産研究所は、オフィスビルのインカム収益率とキャピタル収益率を合わせた「総合収益率」(23年6月時点)を公表した。東京都心5区の総合収益率は8・18%で、22年12月の7・75%から上昇した。...
不動産投資マーケット
全118機関の経常損益総額は5.67%増の2兆5746億円
―トップは三菱UFJ銀、上位10機関は増減分かれる
2023.12.1
2024年3月期第1四半期の経常利益を開示した118機関のデータによると、経常損益の総額は、前年同期実績2兆4365.41億円から5.67%増(1380.75億円増)となる2兆5746.16億円だった。...
不動産投資マーケット
人材の確保と育成方法が課題
―金融庁、サステナブルファイナンス有識者会議を開催
2023.12.1
金融庁は、サステナブルファイナンス有識者会議を開催した。同会議は、2050年までのカーボンニュートラル実現に向けて「経済と環境の好循環」を作り出すため2020年に設置された。新たな産業・社会構造への転換を促すには、...
不動産投資マーケット
買物商品をロボットが空中配送する実証
―住民の生活利便性向上、社会課題解決へ
2023.11.24
パナソニックホールディングスと東急、都市再生機構(UR)は、川崎市麻生区のUR虹ヶ丘団地で、空中配送ロボットを活用した新たな配送サービスの実証を開始した。配送業界の人手不足など社会課題の解決や、...
不動産投資マーケット
国交省、不動産ID活用の社会実験開始
―宅建業者向け、都計情報を容易に取得
2023.11.24
国土交通省は、24年1月から宅地建物取引業者を対象とする「不動産ID活用社会実験」を始める。近く参加業者の募集を開始する方針だ。社会実験用に、国交省は地方自治体の都市計画情報などを、...
不動産投資マーケット
「子育てエコホーム支援事業」に名称決定
─斉藤国交相表明、F35金利引下げも言及
2023.11.24
23年度補正予算案に盛り込まれた、長期優良住宅やZEHの新築などを支援する事業について、名称が「子育てエコホーム支援事業」に決定した。定例会見で斉藤鉄夫・国土交通大臣が表明した。...
不動産投資マーケット
住金機構、子どもの人数に応じ金利優遇
─経済対策で新メニュー「子育てプラス」
2023.11.17
政府は、新たな総合経済対策を閣議決定した。物価高から国民生活を守ること、地方と中小企業を含めた持続的賃上げと所得向上、成長力の強化などが柱。経済対策はこれらに対する効果的な施策を取りまとめたもので、...
不動産投資マーケット
中古マンション・戸建ともに成約件数が前年超え
―東日本レインズ、10月の首都圏市場動向
2023.11.17
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は、10月の不動産流通市場動向を公表した。首都圏の中古マンションの成約件数は3287件(前年同月比7・0%増)だった。成約㎡単価は74・55万円(7・4%増)、...
不動産投資マーケット
東京3位維持も、「経済」は過去最低に
―森ビル都市力調査、「金融」も評価に
2023.11.17
森ビルの森記念財団・都市戦略研究所(所長=竹中平蔵・慶應義塾大学名誉教授)は、毎年まとめている「世界の都市総合力ランキング」(GPCI)の23年版を発表した。トップ5に変動はなく、...
不動産投資マーケット
政府、新たな総合経済対策を閣議決定
─省エネ住宅取得・改修への支援を明記
2023.11.10
政府は、新たな総合経済対策を閣議決定した。物価高から国民生活を守ること、地方と中小企業を含めた持続的賃上げと所得向上、成長力の強化などが柱。経済対策はこれらに対する効果的な施策を取りまとめたもので、...
不動産投資マーケット
住まい探しは急がずじっくり長期化傾向
―RSC、利用はスマホ9割超でPC3割
2023.11.10
不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)はこのほど、23年の不動産情報サイト利用者意識アンケート調査の結果をまとめた。住まい探しを始めてから契約までにかかった期間の質問で賃貸・売買の全体は、...
不動産投資マーケット
東京オフィス、全グレードの空室率上昇
―CBRE、割安感で既存ビルは空室消化
2023.11.10
シービーアールイー(CBRE)は、オフィスの第3四半期(3Q、7~9月期)の需給動向レポートを公表した。東京の全グレードの空室率は5・2%(4~6月期比0・3㌽増)だった。新規供給のビルに空室を残した影響が表れた。...
不動産投資マーケット
都、多摩ニュータウンの再生方針改定へ
2023.11.2
東京都が「多摩ニュータウン」の新たな再生方針に関する議論を始めた。都市整備局は、検討委員会(委員長=中村英夫・日本大学理工学部教授)の第1回会合を開催。多摩ニュータウンの現状・課題について報告した。...
不動産投資マーケット
晴海フラッグ賃貸街区、申込100件超
―三井ら、坪賃料1・3万~1・5万円台
2023.11.2
三井不動産レジデンシャルら10社が参画する東京・中央区の大規模マンション「晴海フラッグ」(総分譲戸数4145戸)のうち、4棟構成の賃貸街区「ポートビレッジ」の入居申込状況が分かった。8月29日に登録、...
不動産投資マーケット
首相らがグローバル投資家と意見交換
―Japan Weeksイベントでラウンドテーブル
2023.11.2
ブラックロックはグローバル投資家等と日本政府関係者等によるラウンドテーブルを開催した。同イベントは、国際金融センターの実現に向け、東京都や日本証券業協会等がJapan Weeksとして各種イベントを開催したうちの1つ。...
不動産投資マーケット
24年度は建設コスト増を消費者が受入れ
─建設経済研の着工予測、23年度から反動
2023.10.27
建設経済研究所は、独自モデルで試算した「建設投資の見通し(23年10月)」を公表した。24年度の住宅着工戸数は23年度(見通し)比で0・6%増の84・5万戸と予測。前回の8月予測から1万戸減少。...
不動産投資マーケット
築30年以上の戸建てに修繕費615万円
―アットホーム、外壁の修繕費には138万円
2023.10.27
アットホームは、一戸建て修繕の実態を調査した結果をまとめた。全国で新築一戸建てを購入して30年以上住んでいる50歳以上の337名にインターネットによるアンケート調査を実施。...
不動産投資マーケット
ZEH供給事業者が前年比3倍の大幅増
―経済対策の次期支援策に予算増求める声
2023.10.20
ZEHを供給した事業者の数が、前年比約3倍の約9000事業者になったことが分かった。国交省が昨年の経済対策の住宅取得支援策「こどもみらい住宅支援事業」(21年11月~22年11月)と、...
不動産投資マーケット
都心5区のオフィスは小幅な動きが続く
―三幸と三鬼、賃料も前月からほぼ横ばい
2023.10.20
三幸エステートと三鬼商事は、9月末時点の全国主要都市におけるオフィス需給動向を公表した。三幸エステートによる東京都心5区の大規模ビル(1フロア面積200坪以上)の空室率は5・21%(前月比0・08㌽増)、...
不動産投資マーケット
中古マンションの価格は40カ月連続で前年上回る
―4レインズ動向、戸建は6カ月連続下落
2023.10.20
不動産流通推進センターは、9月に全国の指定流通機構(レインズシステム)に成約報告があった売買の取引事例のうち、既存住宅の動向を公表した。中古マンションの成約価格は3657万円(前年同月比5・54%増)だった。...
不動産投資マーケット
フラット35、10月で取扱開始から20周年
2023.10.13
住宅金融支援機構の全期間固定金利住宅ローンの「フラット35」が、10月で取り扱い開始から20周年を迎えた。機構は、20周年を機に23年9月末までの利用累積実績が137・5万戸、利用金額にして36・9兆円となったことを発表した。...
不動産投資マーケット
首都圏の賃貸契約の家賃が初の9万円台
―リクルート、セキュリティの設備は堅調
2023.10.13
リクルートは、22年度の首都圏における賃貸契約者の動向調査の結果をこのほどまとめた。契約した住まいの家賃は平均9万230円で、3年連続の上昇から初の9万円台に達した。...
不動産投資マーケット
フラット35金利、2カ月連続の上昇
2023.10.06
住宅金融支援機構によると、10月のフラット35の融資金利幅(買取型、融資率9割以下、借入期間21年以上)は、1・88%(前月比+0・08%)~3・27%(△0・09%)となった。取扱金融機関が提供する金利で...
不動産投資マーケット
8月は首都圏の住宅価格が前月より下落
―アットホーム、東京23区の中古マンションは上昇続く
2023.10.06
アットホームは、8月の首都圏における住宅価格の動向をまとめた。中古マンションの戸当たり平均価格は3878万円(前年同月比1・4%増)だった。首都圏平均では前月比0・2%の下落だった一方で、東京23区は4977万円(3・1%増)で、...
不動産投資マーケット
フラット35、10月から電子契約に対応
─住金機構、インフラ整備し金融機関提供
2023.9.29
住宅金融支援機構は、10月からフラット35の電子契約サービスを開始する。今後、現在まだ紙ベースの借入申し込みもウェブに対応する方針で、24年度中には申し込みから契約まで一連の手続きをウェブで完結させる環境を整える。...
不動産投資マーケット
業務粗利トップは三菱UFJ銀行の7579.22億円
―粗利総額2.36%増の3.2兆円も、資金益は減少
2023.9.29
今期(2023年6月期)第1四半期の各金融機関の業務粗利益データによると(開示全90行)、三菱UFJ銀行が7579.22億円(前年同期比56.21%増)で引続きトップを守った。以下、三井住友銀行の4232.61円(10.24%減)、...
不動産投資マーケット
新たな経済成長への軌道を描く
―金融庁が2023事務年度 金融行政方針を発表
2023.9.29
金融庁は、「2023年事務年度 金融行政方針」を公表した。エネルギー価格の高騰や円安、人手不足により厳しい環境に置かれる事業者も多いなか、金融庁は4本の柱を中心に方針を打ち出した。まず、事業者の実状に応じた支援の徹底、...
不動産投資マーケット
1Qのリフォーム・リニューアル調査
―国交省、受注高は23%増の3・4兆円
2023.9.22
国土交通省は今年度第1四半期(4~6月)受注分の建築物リフォーム・リニューアル調査報告をこのほどまとめた。工事受注高の合計は前年同期比23・1%増の3兆4507億円。このうち住宅は26・0%増の1兆1471億円、...
不動産投資マーケット
不動産私募ファンド市場は33・4兆円に
―ARESと三井住友トラ研、規模拡大が加速
2023.9.22
不動産証券化協会(ARES)と三井住友トラスト基礎研究所は共同で実施した「不動産私募ファンドに関する実態調査」の結果を公表した。調査では、6月末時点における不動産私募ファンド(私募REIT、グローバルファンド含む)の...
不動産投資マーケット
マンション価格、年1割弱の上昇が継続
―三菱UFJ信託、デベロッパー37社に調査
2023.9.22
三菱UFJ信託銀行は、「23年度上期デベロッパー調査(首都圏マンション・戸建)」の結果をこのほど公表した。デベロッパー各社はマンション市場について、年間1割弱の価格上昇の継続を見込む一方で、...
不動産投資マーケット
国交省、データセンターの投資市場整備
―証券化、工場などの法人不動産へも拡大
2023.9.15
国土交通省は、リートなどの取得対象となる物件の拡大を目指し、24年度にデータセンターの投資市場整備に着手する。データセンターを投資対象とした場合の特有の課題を洗い出し、関係法令の整理にあたる。...
不動産投資マーケット
宅建業者の役割、空き家の管理にも拡大
─国交省、24年度にビジネスモデル構築へ
2023.9.15
国土交通省は、空き家に関わる宅地建物取引業者の役割の拡大を目指す。宅建業者と空き家との接点を、売買や賃貸といった仲介業務を行う「流通・利活用」の段階にとどめず、前段階の管理や相談対応にも積極的に...
不動産投資マーケット
賃貸住宅IDの機構設立、代表に宗教授
―管理会社などに利用開放、業務効率化
2023.9.15
全国の賃貸集合住宅に識別番号を発番し、賃貸仲介・管理会社などの業務効率化を促進する「賃貸住宅ID」の発行・管理会社「賃貸住宅情報管理機構㈱」(東京・渋谷区)が設立され、代表者に、...
不動産投資マーケット
住金機構、フラット50の金利を引下げ
─長期優良住宅、若年層の取得を支援
2023.9.8
住宅金融支援機構は、長期優良住宅を対象とする超長期ローン「フラット50」の金利を9月から引き下げた。資金調達の工夫などの見直しにより、0・3%程度の引下げを実現した。借入額を4000万円とした試算では、金利引下げにより...
不動産投資マーケット
東京で掲載賃料上昇も反響は追いつかず
―ライフル、都心回帰など賃貸需要高まる
2023.9.8
ライフルは、4~6月期の市況に関するレポートをこのほどまとめた。首都圏では、東京都のファミリー向け賃貸物件の掲載物件平均賃料が15万5901円(前年同期比14・5%増)だった一方で、反響物件平均賃料は14万9079円(2・4%増)にとどまった。...
不動産投資マーケット
フラット35金利、4カ月ぶりに上昇
2023.9.8
住宅金融支援機構の発表によると、9月のフラット35の融資金利幅(買取型、融資率9割以下、借入期間21年以上)は、1・80%(前月比+0・08%)~3・36%(+0・28%)となった。...
不動産投資マーケット
23区7月マンション、5割弱が億ション
―本社、「晴海」など3物件が戸数増牽引
2023.9.8
不動産経済研究所は東京23区における7月の新築分譲マンションの需給調査結果をまとめた。供給戸数は前年7月の1033戸に対し1542戸と増え、戸当たり平均価格は7217万円から1億3340万円と約1・8倍になった。...
不動産投資マーケット
インフラ投資は海外の私募ファンド最多
―三井住友トラスト研、投資検討の年金基金4割
2023.9.1
三井住友トラスト基礎研究所は、「インフラ投資に関する調査」の結果をまとめた。21年までは一部を「不動産投資に関する調査」の一環で調査していたが、設問を追加して新たな調査として初めて実施した。...
不動産投資マーケット
物流施設の価格と賃料、上昇への期待感
―五不調査、冷蔵冷凍倉庫需要が牽引役
2023.9.1
半年後の物流施設の不動産価格と賃料の見通しが「上昇」するとの期待感が高まっていることを一五不動産情報サービスが明らかにした「物流施設の不動産市況に関するアンケート調査」で分かった。...
不動産投資マーケット
賃貸住宅市場はAPACでは数少ない成熟した投資市場
―CBREが日本の住宅投資市場の現状と魅力を再確認
2023.9.1
CBREは、「日本の賃貸住宅市場―少子高齢化でも需要が見込める理由」と題したレポートをまとめた。日本の賃貸住宅市場が今後も有望な投資対象であることの背景について、人口動態、家計、...
不動産投資マーケット
需要が多様化するヘルスケア施設
―高額帯はエリアニーズ獲得と認知度向上が鍵
2023.9.1
ヘルスケア施設市場では、建築費の高騰および人材確保難から開発・運営各社の工夫が続く。その1つが都心を中心に進む高額帯施設の開発で、KPMGヘルスケアジャパンがまとめた資料によれば、...
不動産投資マーケット
YCC柔軟化で不動産価格の影響限定的
―三菱UFJ信託、市場が想定する範囲内
2023.8.25
三菱UFJ信託銀行は、7月下旬に日本銀行が決定したイールドカーブ・コントロール(YCC)の運用柔軟化による不動産価格への直接的な影響は限定的とするレポートをまとめた。長期金利の変動幅の上限について、...
不動産投資マーケット
住金機構、フラット35融資金が全区分増
─所要資金は新築マンションの増加顕著
2023.8.25
住宅金融支援機構は、22年度のフラット35利用者調査の結果をまとめた。それによると、全ての融資区分(建て方別)で、所要資金と融資金がいずれも増加した。全ての融資区分で増加となるのは、...
不動産投資マーケット
マンションの解体費用把握へ実態調査
─国交省、老朽化の先の寿命見据えた議論
2023.8.9
国土交通省は、将来必要になる分譲マンションの解体費について実態調査に乗り出す。どんなに適正な管理を行っても、マンションにも寿命の時期は到来する。築40年超の高経年マンションが増えるなか、...
不動産投資マーケット
東京都、30年度に電力の半分を再エネに
2023.8.9
東京都は、都内に供給される電力に占める再生可能エネルギー電力の割合を30年度に50%程度に高める。対象となる小売電気事業者らにも30年度の目標数値の設定と、年度ごとの計画と実績などの報告・公表義務を課す。...
不動産投資マーケット
住宅着工、24年度はマインド回復し微増
─建設経済研が試算、建設コスト高は継続
2023.8.9
建設経済研究所は、独自モデルで試算した「建設投資の見通し(23年8月)」をまとめ、24年度の住宅着工戸数は23年度(見通し)比0・2%増の85・5万戸と予測した。24年度の予測公表は今回が初めて。...
不動産投資マーケット
フラット35金利、3カ月連続で下降
2023.8.9
住宅金融支援機構の発表によると、8月のフラット35の融資金利幅(買取型、融資率9割以下、借入期間21年以上)は、1・72%(前月比△0・01%)~3・08%(+0・06%)となった。...
不動産投資マーケット
東京のオフィス、大量供給で調整が続く
―CBRE、国内2Qの需給動向まとめる
2023.8.4
シービーアールイー(CBRE)は、国内におけるオフィスの4~6月期(2Q)の需給動向をまとめた。東京の全グレードの空室率は4・9%(1~3月期比0・3㌽増)で3期ぶりに上昇した。グレードAビルの空室率は...
不動産投資マーケット
国交省、管理会社の第三者管理に指針
─今秋ワーキング立ち上げ、標準規約も見直しへ
2023.8.4
国土交通省は今秋、マンション標準管理規約の見直しや第三者管理のあり方、管理計画認定制度の認定基準の見直しについて、具体化に向け動き出す。国交省の「今後のマンション政策のあり方に関する検討会」がとりまとめを行い、...
不動産投資マーケット
東京都、スポーツ施設を18施設に拡大
―五輪施設6施設が再稼働、新規開業も
2023.8.4
東京都は、都立スポーツ施設を25年度までに18施設に拡大する。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会(東京五輪)に合わせて開業し、大会後は整備のため休業していた6施設が4月までに再稼働した。...
不動産投資マーケット
売り物件の成約件数3カ月ぶり前年超え
―4レインズ活用、売り登録は2桁増続く
2023.7.28
不動産流通推進センターは、全国の指定流通機構による6月のレインズシステムの活用状況をまとめた。売り物件の成約報告件数は1万5670件(前年同月比4・7%増)で、3カ月ぶりに前年を上回った...
不動産投資マーケット
再開発組合に国内初のグリーンローン
~みずほ銀ら10行で実行額975億円
2023.7.28
みずほ銀行と虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合は、コミットメントライン形式のグリーンローン契約を締結した。実行額は975億円。市街地再開発組合を借入人とするグリーンローンは国内で初めて。同ローンはみずほ銀がアレンジャーを務め、...
不動産投資マーケット
適正評価制度への参加会員、全体の14%
―管理協調査、IT理事会導入済みは40%
2023.7.20
マンション管理業協会は「マンション管理トレンド調査2023」をまとめた。同協会が22年度に運営を始めたマンション管理適正評価制度について、「すでに制度に登録したマンションがある」と回答したのは全体の...
不動産投資マーケット
都市特性評価、大阪が3年連続で首位に
―森記念財団、次点横浜は交流など評価
2023.7.20
森ビルの森記念財団都市戦略研究所は、都市の現状や将来性などを分野別に評価し優劣を示す「日本の都市特性評価2023」を発表した。調査結果は18年から毎年夏か秋に公表している。今回、「経済・ビジネス」「文化・交流」「生活・居住」など...
不動産投資マーケット
国交省、不動産投資拡大へ有識者懇談会
―透明化と多様化カギ、来春に対応具体化
2023.7.20
不動産投資市場の振興策を有識者らで討議する国土交通省の「不動産投資市場政策懇談会」(座長=田村幸太郎・牛島総合法律事務所弁護士)が開かれた。会合では関連する税制や法案など現行施策を振り返り、市場拡大への道筋を探った。...
不動産投資マーケット
アットホーム、賃貸で電子署名の需要増加へ
2023.7.20
アットホームは、書類のオンライン化や電子サインの実態と今後の希望を調査した。物件購入時の書類のやり取りは「対面(手渡し)」が85・8%だった。今後も「対面」の希望は76・0%で、依然として高いニーズがみられた。...
不動産投資マーケット
住宅確保要配慮者の支援強化で合同会議
─政府、セーフティネット住宅拡大を検討
2023.7.14
政府は、高齢者や低所得者、障害者などの住宅確保要配慮者に対する支援を強化する。国土交通省、厚生労働省、法務省がこのほど合同検討会を立ち上げた。住宅セーフティネット制度の拡充や、居住支援法人の役割強化などについて...
不動産投資マーケット
約7割がハイブリッド型の環境を検討
―コリアーズ、従業員は柔軟な働き方希望
2023.7.14
コリアーズ・インターナショナル・ジャパンは、アジア太平洋地域のオフィステナント企業が複雑でハイブリッドな働き方モデルに取り組む姿勢をレポートにまとめた。テナント企業は従業員にとって最適なオフィス構成を図り、...
不動産投資マーケット
不動産証券化の資産規模、53・5兆円に
─国交省22年度調査、商業施設の取得増加
2023.7.14
国土交通省は、22年度の「不動産証券化の実態調査」をまとめた。リートや不動産特定共同事業、私募ファンド(TMK、GK-TKスキーム)による不動産証券化対象の資産総額は前年度比6・5兆円増の53・3兆円となった。...
不動産投資マーケット
23年路線価、+1・5%で2年連続上昇
─東京国税局管内では32年ぶり下落ゼロ
2023.7.14
国税庁は、相続税や贈与税の土地評価額のベースとなる23年分の路線価(1月1日時点)を公表した。全国平均は+ 1・5%で、2年連続の上昇となった。昨年の+0・5%を上回る上昇で、新型コロナウイルスの影響からの回復が鮮明になった。...
不動産投資マーケット
国交白書、デジタル化の将来期待を調査
─不動産業界や不動産投資市場も定点観測
2023.7.7
政府は、23年版「国土交通白書」を閣議決定した。国土交通省の施策全般に関わる年次報告で、今年は「デジタル化で変わる暮らしと社会」をメインテーマに取り上げた。不動産業の動向と施策のとりまとめも盛り込まれている。...
不動産投資マーケット
持家、「過去10年で最低」が9カ月連続
─国交省5月着工、貸家は持ち直して増加
2023.7.7
国土交通省は、5月分の建築着工統計調査報告を公表した。新設住宅着工戸数は6万9561(前年同月比3・5%増)で、4カ月ぶりに増加に転じた。住宅着工床面積は548・7万㎡(1・4%減)で4カ月連続の減少となった。...
不動産投資マーケット
国税庁、マンション相続税評価を適正化
─戸建て並みの水準に、課税の公平性確保
2023.7.7
国税庁は、マンションの相続税評価方法の見直し方針を固めた。マンションの相続では、相続税額計算のベースとなる相続税評価額と、実際の市場価格(時価)が大きく乖離するケースが把握されてきた。申告税額をめぐり国税当局と訴訟になる...
不動産投資マーケット
23年度マンション長寿命化モデルに4件
─国交省、改修・建替えの支援先を発表
2023.7.7
国土交通省は、募集を行っていた23年度「マンションストック長寿命化等モデル事業」の第1回提案について、4件を採択した。急増する高経年マンションの管理と改修・建替え促進のため、先導性の高いマンションの再生プロジェクトを...
不動産投資マーケット
国交省、空き家管理業ガイドライン策定
─改正法受け、需要拡大の見込みに対応
2023.6.30
改正空き家特措法の成立・公布を受けて、国土交通省は「空き家管理業者向けのガイドライン」の策定に乗り出す。改正法施行は公布後6カ月以内。国交省は年末の施行までに、空き家所有者に求められる管理の具体的内容を指針として...
不動産投資マーケット
環境認証を取得したオフィスビルは好調
―CBRE調査、水光熱費にもメリット
2023.6.30
シービーアールイー(CBRE)は、環境認証を取得した賃貸オフィスビル(グリーンビル)が、未認証の賃貸オフィスビルと比較して、賃料と稼働率の上昇がみられるとしたレポートをこのほどまとめた。23年3月時点の想定成約賃料のモデルで比較すると、...
不動産投資マーケット
市場拡大へ共通理解醸成を図る
―金融庁、インパクト投資で初指針作成へ
2023.6.30
金融庁は、社会・環境課題への効果と収益性を両立するインパクト投資について報告書をとりまとめ、初となる指針を打ち出す。2022年10月に設置したインパクト投資等に関する検討会では、計8回にわたり基本的意義や投資の要件などについて...
不動産投資マーケット
不動産業向け貸出残高8.23%増の93.38兆円
―トップは三菱UFJ銀、不動産シェアは13.78%
2023.6.30
金融機関98機関(都銀5行、信託3行、生保9社、地銀75行、その他6機関)の2023年3月期業績によると、不動産業向け貸出金の期末残高(以下、不動産向け残高)は総額93兆6565億円(前年同期比5兆1959.64億円増、5.87%増)。...
不動産投資マーケット
地価LOOK、上昇増加・下落ゼロ続く
―店舗需要の回復継続、マンション堅調も
2023.6.23
国土交通省は23年第1四半期(23年1月1日~4月1日)の地価の先行動向「地価LOOKレポート」を公表した。マンション需要の堅調さに加えて店舗需要の回復が継続し、前期に引き続き全国すべての地区で上昇か横ばいとなり、...
不動産投資マーケット
国内宿泊旅行ニーズがコロナ禍後の最高
―リクルート調べ、宿泊旅行に前向き7割
2023.6.23
リクルートは、旅行者の旅行意欲や行動予定を聴取する「国内宿泊旅行ニーズ調査」の5月時点の結果をこのほどまとめた。国内宿泊旅行について前向きな意欲を持つ層は70・9%(前年同月比7・5㌽増)で、...
不動産投資マーケット
22年度リフォーム工事受注は11・5兆円
─国交省調査、住宅増加も非住宅が減少
2023.6.23
国土交通省は、「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」の22年度計をまとめた。22年度の受注高合計は11兆5545億円で、前年度と比べ1・2%減少した。このうち住宅の工事の受注高は3兆9200億円(前年度比4・6%増)、...
不動産投資マーケット
三幸、募集面積が4カ月ぶりに60万坪台
2023.6.23
三幸エステートは、5月の全国主要都市におけるオフィス需給動向を公表した。東京都心5区の大規模ビルの空室率は4・30%(前月比0・18㌽減)だった。募集賃料(共益費込)は坪当たり2万8104円(124円増)と若干の上昇。...
不動産投資マーケット
法制審、建替え決議の緩和に2案提示
─所在不明者は裁判所の決定で決議除外
2023.6.16
区分所有法の改正議論を進めている法制審議会(法相の諮問機関)の区分所有法制部会は、中間試案をまとめた。マンションの建替えをしやすくするための建替え決議の多数決要件(現行5分の4以上賛成)の緩和は、...
不動産投資マーケット
22年の平均値と中央値の差は820万円
―不動産経済研調べ、首都圏マンションの戸別価格
2023.6.16
不動産経済研究所は、首都圏の新築分譲マンションについて、戸当たり価格と専有面積の中央値と平均値を比較した。中央値(MEDIAN)とは、価格を順番に並べた際にちょうど真ん中となる値で、...
不動産投資マーケット
所有者不明土地、新制度普及に向け支援
─国交省、利用・適正管理の推進主体募集
2023.6.16
国土交通省は、所有者不明土地・低未利用土地に関する地域の取り組みを支援する。23年度「所有者不明土地利用円滑化等推進法人の指定円滑化、普及・定着等に向けたモデル調査」の募集を開始した。...
不動産投資マーケット
アットホーム、住宅購入で7割が省エネ意識
2023.6.16
アットホームは、省エネや環境の意識に関する調査をまとめた。調査は、過去2年以内に住宅購入を検討・実施した20~59歳の男女400人を対象に実施した。省エネを意識して住まいを探した...
不動産投資マーケット
フラット35金利、2か月ぶりに下降
2023.6.9
住宅金融支援機構が公表した6月のフラット35の融資金利幅(買取型、融資率9割以下、借入期間21年以上)は、1・76%(前月比△0・07%)~3・09%(前月と変わらず)となった。取扱金融機関が提供する金利で最も多い最頻金利は...
不動産投資マーケット
持家が昭和34年以来の2万戸割れを記録
─国交省4月着工、貸家は26カ月ぶり減少
2023.6.9
国土交通省は5月31日、建築着工統計調査報告をまとめた。4月の新設住宅着工戸数は6万7250戸(前年同月比11・9%減)で、3カ月連続の減少。過去10年では4月として最低の水準となった。なかでも...
不動産投資マーケット
国交省、マンション政策大綱の骨子案
─第三者管理の指針整備や自主建替え支援
2023.6.2
国土交通省は、「今後のマンション政策のあり方に関する検討会」が7月下旬に予定するとりまとめの骨子(案)をこのほど公表した。大きく分けて、...
不動産投資マーケット
盛土規制法が今日施行、規制範囲を拡大
―許可制で罰則を強化、工事施工者も審査
2023.6.2
全国一律の基準で盛土などを規制する「宅地造成等規制法の一部を改正する法律」(盛土規制法)が施行された。盛土規制法は、...
不動産投資マーケット
オンライン物件説明の利用は低水準に
─国交省調査、在宅勤務個室は賃貸少なく
2023.6.2
国土交通省は、22年度の住宅市場動向調査の結果をまとめた。住替え・建替え・リフォームを行った世帯が、その過程でインターネットを活用した状況を調べたところ、...
不動産投資マーケット
全118機関の経常損益総額は3.64%減の6兆4001億円
―トップは三菱UFJ銀、上位10機関中5機関は2ケタ増
2023.6.2
2022年3月期第3四半期の経常利益を開示した118機関のデータによると、経常損益の総額は、前年同期実績6兆6420.63億円から3.64%減(2418.65億円減)となる...
不動産投資マーケット
個人が資本市場の果実を享受する未来
―金融庁、資産運用業高度化レポートを公表
2023.6.2
金融庁は、「資産運用業高度化プログレスレポート2023」を公表した。同レポートは2020年から年に1度発表されており、4度目。今回は資産運用業の信頼、...
不動産投資マーケット
国交省、次世代住宅プロジェクトを募集
―IoT技術を活用した住宅などを支援
2023.5.25
国土交通省は、IoT技術などを活用した住宅などのリーディングプロジェクトを支援する「次世代住宅プロジェクト2023」の...
不動産投資マーケット
不動産流通業が2期ぶりのプラス水準に
―土地総研の業況調査、価格の上昇続く
2023.5.25
土地総合研究所は、4月1日時点の「不動産業業況等調査」の結果をまとめた。住宅・宅地分譲業の経営状況を示す指数は、前回(1月1日)比で1・3㌽改善し、...
不動産投資マーケット
三幸、都心5区のオフィス空室率が低下
2023.5.25
三幸エステートは、4月のオフィスの需給動向をまとめた。東京都心5区で、1フロア面積が200坪以上の大規模ビルの空室率は4・48%(前月比0・11㌽減)となり、...
不動産投資マーケット
超高層マンション市場動向・23年以降全国で287棟11・4万戸完成
―不動産経済研究所調べ、首都圏は168棟8・4万戸
2023.5.25
全国で建設中または計画中の超高層マンション(20階以上)が約11・4万戸に達していることが不動産経済研究所の調べでわかった。23年以降に完成を...
不動産投資マーケット
国交省、各局でGXの取り組みを推進
―住宅・建築物は省エネと木材利用支援
2023.5.19
国土交通省分野のGX(グリーントランスフォーメーション)を一層推進するため、「国土交通省グリーン社会実現推進本部」が...
不動産投資マーケット
コリアーズと三鬼、都心のオフィス需給
―空室率の小幅な動きと賃料の下落が続く
2023.5.19
コリアーズ・インターナショナル・ジャパンと三鬼商事は、東京都心5区のオフィスの需給動向を公表した。コリアーズによると、...
不動産投資マーケット
22年の物件購入で人気の駅は「新小岩」
―アットホーム調べ、賃貸の人気駅は「町田」
2023.5.19
アットホームは、全国の各都道府県別に、不動産ポータルサイト「アットホーム」に昨年掲載された物件でアクセス数の多かった人気の駅を...
不動産投資マーケット
フラット35、変動との金利差で申請減
2023.5.19
住宅金融支援機構は、全期間固定金利型の住宅ローン「フラット35」の22年度分をまとめた。申請戸数は前年度比29・1%減の6万7153戸となり大幅に...
不動産投資マーケット
国交省、スマートシティの連携事例公表
―観光や地域活性化で有用サービス創出
2023.5.12
国土交通省は、「スマートシティサービスの連携ユースケース」をまとめた。全国各地で様々なスマートシティの取り組みが進められている一方、...
不動産投資マーケット
22年度着工、持家が過去10年で最低水準
─国交省、コロナと資材高騰により低調
2023.5.12
国土交通省は、建築着工統計調査報告の22年度計をまとめた。22年度の新設住宅着工戸数は前年度比0・6%減の86万828戸となった。過去10年では...
不動産投資マーケット
タワマン設備修繕費、積立計画なし7%
―国交省は実態把握へ、指針への反映視野
2023.5.12
国土交通省の調査によると、非常用エレベーターなど超高層マンション特有の設備の修繕費用について、6・5%の超高層マンションが「積み立てる計画になっていない」と...
不動産投資マーケット
不動産建設データ活用推進協会が設立
―初年度100社へ、国交省らが活動支援
2023.4.28
不動産・建設業界のデータ連携とデジタル人材の育成を目指す新団体「一般社団法人不動産建設データ活用推進協会」(桜井駿・代表理事)が設立された。既に60社を超える入会意向があり、...
不動産投資マーケット
住宅買い時に「住宅価格が上昇しそう」
―リクルート、金利の安さや減税は減少へ
2023.4.28
リクルートのSUUMOリサーチセンターは、22年の「住宅購入・建築検討者」調査の結果をまとめた。住宅を買い時かという質問に対し、「買い時だと思っていた」という回答の割合は...
不動産投資マーケット
デジタル地域通貨とデータ連携基盤を接続
―みずほ銀とTISが会津コイン提供開始
2023.4.28
みずほ銀行とTISインテックグループのTISは、地域課題解決型デジタル地域通貨サービス“会津コイン”の提供を開始した。同サービスは、TISが開発したスマートフォンアプリ“会津財布”と、...
不動産投資マーケット
不動研、22年下期取引額は2・1兆円
2023.4.21
日本不動産研究所は22年下期(7~12月)の不動産取引市場調査の結果をまとめた。取引金額は約2・1兆円と、過去2番目に多かった前年同期実績の約2・8兆円を下回った。アセット別ではオフィスの比率が高いが、...
不動産投資マーケット
スマート化で既築ビルの機能向上可能に
―三菱UFJ信託、スマートシティ化も進行
2023.4.21
三菱UFJ信託銀行は12日、「デジタル空間と結びつくスマートビル、スマートシティ」と題したレポートを公開した。スマートビルは、建物各所からの情報を集めて処理し、建物内の機器の操作や建物利用者へ情報提供を行う...
不動産投資マーケット
万博・IR・リニア建設による経済効果
―第一生命経済研、黄金サイクルを期待
2023.4.21
第一生命経済研究所は、「万博、IR、リニア建設がもたらす経済効果~2023~2028年にかけて建設循環のゴールデンサイクル到来か?~」と題するレポートをこのほどまとめた。...
不動産投資マーケット
相続土地国庫帰属制度がスタート
―法務局で対応、審査料1・4万円に決定
2023.4.21
相続しても利用しない土地を国が引き取る日本初の制度「相続土地国庫帰属制度」がスタートする。制度利用で最初にかかる費用「審査手数料」は土地一筆当たり1万4000円に決定した。窓口となる全国の法務局では...
不動産投資マーケット
フラット35金利、6カ月ぶり下落
2023.4.14
住宅金融支援機構が公表した4月のフラット35の融資金利幅(買取型、融資率9割以下、借入期間21年以上)は、1・76%(前月比△0・2%)~3・07%(△0・2%)となった。取扱金融機関が提供する金利で最も多い最頻金利は...
不動産投資マーケット
21年住宅ローン、変動金利型が過去最高
―国交省、既存住宅向け融資初の20%超え
2023.4.14
国土交通省は、「22年度民間住宅ローンの実態に関する調査」の結果をまとめた。21年度の個人向け住宅ローンの新規貸出額の実績は20兆7948億円だった。コロナ禍で住宅着工が減少した...
不動産投資マーケット
マンション管理適正評価、登録数1195件に
2023.4.7
マンション管理業協会が運営するマンション管理適正評価制度の登録件数が3月31日時点で1195件に上った。星5つが232件、星4つが396件、星3つが412件、星2つが155件。同協会が掲げていた22年度末までに...
不動産投資マーケット
「社会的効果を生む不動産」を創出へ
─国交省、企業と投資家との共通言語に
2023.4.7
国土交通省は、ESG投資の世界的な拡大を受けて、「S」(社会課題)の分野で貢献する不動産の基本的考え方をガイダンスにまとめた。不動産が貢献する社会課題に段階分けと類型化を行い、...
不動産投資マーケット
推進センター、不動産流通業のIT利用を調査
―電子契約・電子署名の検討事業者が最多
2023.3.31
不動産流通推進センターは、不動産流通業界でのIT技術の利用状況や効果、課題などをまとめた報告書を公開した。不動産業の従事者を対象に、インターネットを通じたアンケート調査(22年7月実施、有効回答数1095件)と...
不動産投資マーケット
2023年地価公示・全国的な地価上昇が継続、上昇率も拡大
―国交省、大阪の商業地は3年ぶりプラス
2023.3.31
国土交通省は22日、23年の地価公示(標準地=2万5993地点)を公表した。1月1日時点の全国の地価は、全用途平均+1・6%(前年+0・6%)、住宅地+1・4%(+0・5%)、商業地+1・8%(+0・4%)で、いずれも...
不動産投資マーケット
新築マンション購入の価格・平均年齢が過去最高
―リクルート、「資産として有利」3割超
2023.3.31
リクルートのSUUMOリサーチセンターは、「22年首都圏新築マンション契約者動向調査」の結果をまとめた。平均購入価格は5890万円、世帯主の平均年齢は39・7歳で、01年の調査開始以来の...
不動産投資マーケット
不動産私募ファンド市場規模29・7兆円
―ARESと三井住友トラスト研が調査
2023.3.24
不動産証券化協会(ARES)と三井住友トラスト基礎研究所は共同で実施した「不動産私募ファンドに関する実態調査」の結果を17日に公表した。22年12月末時点の不動産私募ファンド(私募リートを含む)の市場規模を...
不動産投資マーケット
IoT機器の活用見据えた賃貸住宅供給
─UR、実証実験用のモデル住戸で検証へ
2023.3.17
都市再生機構(UR)は、IoT機器を活用した多様な住まい方に対応できるUR賃貸住宅を供給していくため、賃借人が生活スタイルに合わせて簡単にIoT機器を設置できる住宅の仕様や、UR賃貸住宅に予め設置すべき...
不動産投資マーケット
国交省、地銀などの先進的取組みに補助
─新たな既存住宅担保評価など支援先募集
2023.3.17
国土交通省は、既存住宅の新たな担保評価モデル構築支援を含む「地域特性を踏まえた住まいづくりのための住宅金融モデル事業」の募集を開始した。担保評価モデルのほか、非対面での融資審査の実現性考証など、...
不動産投資マーケット
三菱UFJ信、海外投資家は慎重姿勢
―22年度下期私募ファンドの調査傾向から
2023.3.10
三菱UFJ信託銀行は、22年度下期の私募ファンド調査の結果をまとめた。エクイティ投資家について、投資意欲を「強い」「やや強い」としたポジティブな回答は、国内投資家54.2%(22年7月調査比13.6㌽減)、海外投資家47.6%(14.8㌽減)に減少した。特に...
不動産投資マーケット
空き家対策強化へ、改正法案を閣議決定
―政府、活用区域の創設や税軽減の除外
2023.3.10
政府は、空き家の利活用を集中的に進める区域の創設や、管理をおろそかにしている空き家を固定資産税の軽減対象から外すことを盛り込んだ空家対策特措法の改正案を閣議決定した。危険な「特定空家」になってしまう前の段階での対策を含めて、...
不動産投資マーケット
営業マンの評価は「人柄・態度」重視
―プレ協調査、契約後の関係継続が課題
2023.3.10
プレハブ建築協会は、22年度の「信頼される住まいづくり」のアンケート結果をまとめた。メーカーの選定理由は「安心できる会社だった」と「品質・性能が優れていた」がそれぞれ63%となり、最多。次点は...
不動産投資マーケット
3年ぶりに下落ゼロ、店舗需要回復進む
―地価ルック、都心オフィスは横ばい傾向
2023.3.3
国土交通省は、22年第4四半期(22年10月1日~23年1月1日)の地価の先行動向「地価LOOKレポート」を公表した。マンション需要の堅調さに加えて店舗需要の回復が進み、19年第4四半期以来3年ぶりに全国全ての地区で上昇か横ばいで、下落地区が...
不動産投資マーケット
22年度のリフォーム費用平均390万円
―リフォーム推進協、若い世帯が高い傾向
2023.3.3
住宅リフォーム推進協議会は、22年度の「住宅リフォームに関する消費者・事業者実態調査」の結果をまとめた。リフォーム実施者の検討時の予算平均値は前年度から約4万円アップし265・2万円となった。実際にかかった費用の平均は390・4万円...
不動産投資マーケット
オフィス拡張移転の意欲は改善基調続く
―三幸とニッセイ、22年下期はDI60%台
2023.3.3
三幸エステートとニッセイ基礎研究所は、「成約事例で見る 東京都心部のオフィス市場動向22年下期」をこのほどまとめた。企業のオフィスを拡張する意欲を測る「オフィス拡張移転DI」は、22年下期は60%台半ばに改善した。オフィスのリーシング活動の...
不動産投資マーケット
21年の既存住宅流通は過去最大の61万件
―FRK、東京23区はコロナ前より減少
2023.3.3
不動産流通経営協会(FRK)は、21年のFRK既存住宅流通推計量(暫定値)を公表した。全国ベースの推計値は61万485件(20年比7・5%増)で調査開始以来の過去最高値となった。19年比でも1・0%増加。既存住宅流通比率は41・6%(0・6㌽増)に上昇した...
不動産投資マーケット
三鬼、都心5区のオフィス空室率が低下
2023.2.17
三鬼商事は、全国主要都市の1月末時点におけるオフィスビルの需給動向を公表した。東京都心5区の平均空室率は6・26%(前月比0・21㌽減)だった。竣工時に満室で開業した新築ビルがあったほか、既存ビルでも大型の成約の動きがあったため、空室面積は1万6000坪の...
不動産投資マーケット
CBRE、銀座がコロナ後初の賃料上昇
2023.2.17
シービーアールイーは、22年第4四半期(10~12月、4Q)の国内主要都市における高級商業地の需給動向をまとめた。東京・銀座のハイストリートの空室率が7・6%(前期比0・1㌽減)に低下。賃料は19年4Q以来で初の上昇となる坪当たり月額...
不動産投資マーケット
無電柱化で開発企業ら関係者と連携強化
―国交省、今春指針を策定・情報交流会も
2023.2.17
国土交通省は、まちづくりでの無電柱化を進めるため、開発事業者ら関係者との連携を強化する。開発事業者や地方自治体の基礎知識向上を目指し「開発事業における無電柱化推進のためのガイドライン」を今春策定するほか、開発事業者向けのオンライン情報交流会...
不動産投資マーケット
国民生活センター、原状回復トラブル事例調査
─賃貸の相談で毎年最多、民法改正周知
2023.2.10
国民生活センターは、賃貸住宅の原状回復に関する相談について、トラブルの傾向をまとめた。同様の調査は10年ぶりの実施。20年の民法改正で原状回復や敷金の扱いが明確化されたことによる影響の調査が...
不動産投資マーケット
政府、住宅省エネサイトの機能を拡充
―建材・設備検索可能に、設計変更相談も
2023.2.10
政府は、住宅の省エネ化を支援する「住宅省エネ2023キャンペーン」の公式サイトで、リフォームの補助対象とする建材や設備の公開を31日から始めた。設計変更で補助事業の対象になる住宅の設計者からの相談窓口も...
不動産投資マーケット
地銀向けに新・既存住宅担保評価モデル
─国交省、今夏に専門チーム立ち上げへ
2023.2.3
国土交通省は、地域金融機関向けの新たな既存住宅の担保評価モデルを構築する。夏までに評価モデルの検討を行う専門チームを立ち上げ、23年度中に仕上げる方針だ。金融機関の建物の担保評価は、リフォームなどの維持修繕が...
不動産投資マーケット
フラット35、4月から省エネ基準必須
─住金機構、新築を国に先行し要件厳しく
2023.2.3
住宅金融支援機構は、23年度の制度改正をまとめた。国による25年度の新築住宅の省エネ基準適合義務化に先駆けて、フラット35を適用する新築住宅の全てに省エネ基準への適合を必須にする。23年4月以降の設計検査申請分から...
不動産投資マーケット
東京都、既存ビルリノベの先行事業など
―23年度予算案、太陽光発電関連も拡大
2023.2.3
東京都が27日に公表した23年度一般会計当初予算案は財政規模で前年度比3・1%増の8兆410億円となった。新規に、既存ビルのリノベーションによるまちづくりのモデル事業として3000万円、東京駅と有明・東京ビッグサイトをつなぐ...
不動産投資マーケット
国交省、都市計画情報のオープン化推進
─3D都市モデルや不動産IDと連携視野
2023.1.27
国土交通省は、都市計画情報のデジタル化とオープン化を進める。都市計画情報は、様々なデータと組み合わせれば、より高度なまちづくりやイノベーション創出、業務効率化を実現できる可能性が...
不動産投資マーケット
冬場の電気代、6割以上の世帯で上昇
―積水ハウスの調査、効果的な対応策も提案
2023.1.27
積水ハウスの住生活研究所がこのほどまとめた「自宅における冬の寒さ対策に関する調査(2022年)」によると、コロナ禍前後で冬の暮らしは電気代が6割以上、ガス・灯油代が5割以上上昇する結果と...
不動産投資マーケット
国交省、マンション長寿命化モデル事業4件採択
―工事に向けた合意形成の方策など評価
2023.1.27
国土交通省は、高経年マンションの再生を支援する「マンションストック長寿命化等モデル事業」の22年度第3回募集について、採択結果を公表した。7件の応募があり、計画支援型2件、工事支援型(長寿命化改修工事)2件を...
不動産投資マーケット
国交省、マンション建替えへの意見聴取
─有識者検討会、形態規制など阻害要因に
2023.1.20
国土交通省はマンションの建替えに関し、今後の政策のあり方について関連団体からの意見聴取を実施した。不動産協会、東京大学不動産イノベーション研究センター(CREI)などが、現場での課題や改善点などに対し...
不動産投資マーケット
オフィスに付加価値要求、賃貸志向強い
―CBRE調べ、国内不動産市場への影響
2023.1.20
シービーアールイーは、世界で2万1096件(うち日本1621件)を対象とした消費者の意識調査をこのほどまとめた。日本はオフィス勤務の割合は出社率換算で81%と高く、オフィス像として、立地に次いで多様性の...
不動産投資マーケット
日銀の見直し不動産市場への影響限定的
―三菱UFJ信託、緩和続くなら歪み解消
2023.1.13
菱UFJ信託銀行は、日本銀行が昨年12月20日に打ち出した金融政策の見直しが不動産市場に与える影響は限定的とするレポートをこのほど発表した。日銀は、長期金利の許容する変動幅をこれまでの...
不動産投資マーケット
フラット35金利、3カ月連続上昇
2023.1.13
住宅金融支援機構が公表した1月のフラット35の融資金利幅(買取型、融資率9割以下、借入期間21年以上)は、1.68%(前月比+0.03%)~3.27%(+0.27%)と...
不動産投資マーケット
三井住友T研、インバウンドは体験型増
2022.12.16
三井住友トラスト基礎研究所は、「アフターコロナにおけるインバウンド消費と商業施設の行方」と題したレポートをまとめた。訪日客に行ったアンケートの回答から、コロナ後のインバウンド需要に...
不動産投資マーケット
JLL、APACホテル投資14%増予想
2022.12.16
米ジョーンズラングラサール(JLL)はアジア太平洋(APAC)圏におけるホテルへの投資額が前年同期比14%増の107億米ドルになるとの予想を公表した。コロナ禍で低迷していた宿泊需要が...
不動産投資マーケット
国交省、不動産ID活用へ来春に協議会
―不動産業界を中心に幅広い分野で実証
2022.12.9
国土交通省は、土地や建物の共通コード「不動産ID」を情報連携のキーとして、不動産取引や都市開発の活性化など不動産業界を中心に、物流や防犯、保険、行政など幅広い分野でのDXを推進する。ID活用に関心のある民間企業や...
不動産投資マーケット
在宅勤務率、三大都市と地方で大きな差
―国交省が全国調査、外出率は過去最低に
2022.12.9
国土交通省は全国の都市における人の動きを調査する「全国都市交通特性調査」を6年ぶりに実施し、速報版を公表した。調査は21年10~11月に実施。外出した人の割合や1日の移動回数は過去最低となったほか...
不動産投資マーケット
東京都、築地再開発で事業者公募を開始
2022.12.9
東京都は東京・中央区の築地市場跡地約19・47haの都有地再開発で、7~9日に事業予定者からの応募参加希望表明書を募集する。24年3月頃に事業予定者を決定し、29年度に舟運利便施設の供用を開始する予定だ。開発地は...
不動産投資マーケット
神駅南の再開発、複合施設30年開業へ
2022.12.9
福岡市の天神二丁目南ブロック駅前東西街区都市計画推進協議会は、天神駅南側の再開発に関して「天神ビッグバンボーナス」の取得に向け、市に計画の概要書を提出した。老朽化が進む新天町商店街やパルコ本館・新館、西日本鉄道の駅ビルなどを含む...
不動産投資マーケット
23区10月マンション、秋商戦で価格上昇
―不動産経済研、供給戸数はコロナ禍以前の水準に
2022.12.9
不動産経済研究所は東京23区における10月の新築分譲マンション需給動向をまとめた。供給戸数は前年同月比9戸増の1080戸に。戸当たりの平均価格は9365万円と910万円上昇したが、㎡単価は143・3万円と...
不動産投資マーケット
東京都、都心と湾岸結ぶ地下鉄を整備へ
2022.12.2
東京都は25日、東京駅と湾岸の有明を結ぶ地下鉄新線の建設計画を公表した。新線の計画総延長は6・1㎞で、「東京駅」のほか「新銀座」「新築地」「勝どき」「晴海」「豊洲市場」「有明・東京ビッグサイト」の計7駅...
不動産投資マーケット
空き家対策、官民の取り組み事例を共有
―国交省小委、業界団体が現場の意見示す
2022.12.2
国土交通省は、社会資本整備審議会住宅宅地分科会空き家対策小委員会の第2回を開催した。空き家対策の強化に向けて、地方自治体や業界団体、民間企業など7主体の取り組みをベースに総合的な意見交換を...
不動産投資マーケット
都、区部事務所着工床面積が140%増
―「東京の土地21」、全地域で前年上回る
2022.12.2
東京都が都内の土地と建物の利用状況や事務所の着工床面積などをまとめた「東京の土地2021」によると、21年の区部事務所着工床面積は前年比140・5%増の約269万㎡に急増した。地域別でも全地域で前年を...
不動産投資マーケット
新規売り物件の登録件数が2カ月連続増
―4レインズの活用状況、全エリアで増加
2022.12.2
不動産流通推進センターは21日、全国の指定流通機構による10月のレインズシステムの活用状況をまとめた。売り物件の新規登録件数は11万3385件(前年同月比4・4%減)で、31カ月連続で前年を下回ったが...
不動産投資マーケット
人流回復で商業・店舗系地価が回復傾向
―地価LOOK、住宅は全地区で上昇継続
2022.11.25
国土交通省は、22年第3四半期(22年7月1日~10月1日)の地価の先行動向「地価LOOKレポート」を公表した。経済活動の正常化が進み人流が戻るなか、店舗需要の回復により商業地では上昇地区数が増加。住宅地は...
不動産投資マーケット
建物省エネ性能の表示ルール議論を開始
―国交省、販売・賃貸時の全事業者対象
2022.11.25
今年6月の建築物省エネ法改正に盛り込まれた建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度について、具体的な表示ルールを詰める国土交通省の有識者会議が立ち上がり、議論をスタートさせた。表示制度の施行...
不動産投資マーケット
地場の不動産仲介業は売買の需要が堅調
―アットホーム調べ、賃貸は回復傾向続く
2022.11.25
アットホームは、7~9月期の全国14エリアにおける地場の不動産仲介業の景況感調査をまとめた。売買仲介の業況DIは、首都圏45・9(4~6月期比0・6㌽増)、近畿圏43・7(1・3㌽増)と2期連続で...
不動産投資マーケット
自民政策懇、税制改正向け各団体が要望
―買換特例延長や100万円控除の拡充を
2022.11.18
自民党は11日、「予算・税制等に関する政策懇談会」を開き、住宅・不動産団体から税制改正要望などを聞いた。各団体からは長期保有土地を対象とした事業用資産の買い換え特例の延長や、空き家の発生抑制や...
不動産投資マーケット
DBJら、オフィス床面積「増」が44%
2022.11.18
コロナ禍で柔軟な働き方が広がるなか、オフィスビルの使い方を変える意向を持つ企業のうち使用面積を増やす企業が減らす企業よりもやや多く存在することが日本政策投資銀行(DBJ)らの調査で分かった。ビルの貸し手と借り手の...
不動産投資マーケット
中古マンション成約1割減、価格13%増
―東日本レインズ、在庫9カ月連続で増加
2022.11.18
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は10日、10月の不動産流通市場動向を公表した。首都圏の中古マンションの成約件数は3072件(前年同月比10・7%減)で、成約価格は4395万円(13・1%増)だった。在庫件数は...
不動産投資マーケット
所有者不明土地の活用拡大へ指針を改訂
―国交省、再エネ設備の具体的条件など
2022.11.18
国土交通省は、改正した所有者不明土地特別措置法(11月1日施行)に合わせ、所有者不明土地を民間も最大20年間使用できる「地域福利増進事業」のガイドライン(指針)を改訂した。法改正で対象事業に...
不動産投資マーケット
不動産の社会的効果にロジックモデル
―国交省、来年1月にガイダンス素案
2022.11.11
国土交通省は、不動産が社会課題(ESGのS分野)に与えるインパクトの評価方法を整理したガイダンスを策定する「不動産分野の社会的課題に対応するESG投資促進検討会」の第2回会合をこのほど開いた。会合では...
不動産投資マーケット
11月フラット35、3カ月ぶり金利上昇
2022.11.11
住宅金融支援機構が公表した11月のフラット35融資金利幅(買取型、融資率9割以下、借入期間21年以上)は、1・54~2・99%(前月1・48~2・97%)となった。取扱金融機関が提供する金利で最も多い...
不動産投資マーケット
法務省、法制審に区分所有法制部会設置
―建替え要件を緩和、少数反対者にも留意
2022.11.11
法務省は、法務相の諮問機関である法制審議会に区分所有法制部会を設置し、10月28日に初会合を開いた。部会長には佐久間毅・同志社大学大学院司法研究科教授が就き、今後月1回のペースで部会を...
不動産投資マーケット
民間工事の物価変動対応に有識者が意見
―国交省検討会、年度末に取りまとめへ
2022.11.04
国土交通省の有識者会議は、民間企業が発注した工事で資材高騰といった物価変動による建設工事の請負金額変更(スライド)が行われにくい契約状況について議論を進めている。26日の会合で委員からは、スライドについて記載している...
不動産投資マーケット
新たにマンション政策の検討会を設置
―国交省、区分所有法の見直しと両輪で
2022.11.04
斉藤鉄夫・国土交通大臣は25日の定例会見で、今後進めるべきマンション政策を幅広く検討する有識者会議の設置を発表した。高経年マンションの増加と居住者の老いといういわゆる「2つの老い」問題を中心に、対応すべき...
不動産投資マーケット
国交省、空き家対策小委員会がスタート
―発生抑制や活用促進など4テーマ掲げる
2022.11.04
国土交通省は25日、社会資本整備審議会住宅宅地分科会のもとに設置した空き家対策小委員会の初回会合を開いた。検討会のテーマは、空き家の発生抑制、活用促進、管理適正化、除却促進の4つに整理。23年1月頃に...
不動産投資マーケット
東日本レインズ、M価格は40期連続上昇
―成約件数は5期連続減、戸建価格も上昇
2022.10.28
東日本不動産流通機構は18日、7~9月期の不動産流通市場動向をまとめた。期中の首都圏の成約件数は、中古マンション8440件(前年同期比4・0%減)、中古戸建て3177件(9・7%減)で、ともに5期連続の...
不動産投資マーケット
今後3年間のビル竣工は6割が東京区部
―不動研の全国調査、横浜と福岡も増加
2022.10.28
日本不動産研究所は、2022年1月時点の「全国オフィスビル調査」をまとめた。全都市のオフィスビルストックは1億3287万㎡・1万581棟だった。このうち、21年の新築は...
不動産投資マーケット
リート向け融資残高、前年比1.30%増の8兆6663億円
―トップは三菱UFJ銀の1兆6253.81億円も326.56億円減
2022.10.28
10月初旬時点の「リート融資(直近)データ」によると、Jリートに融資実績のあるレンダーの総数は、前年同月集計と比べて2機関少ない88機関。融資残高の総額は...
不動産投資マーケット
入居者や投資家が管理するシェアハウス
―国交省ひとくらし研が紹介、第3期開始
2022.10.20
国土交通省は13日、「『ひと』と『くらし』の未来研究会シーズン3」の初回を開催した。不動産業・不動産管理業が業種を超えて地域と連携し、地域価値を生み出す「共創」を研究する。3期は空き家や築古物件の活用...
不動産投資マーケット
CBRE、対策緩和でインバウンド回復
2022.10.20
CBREは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために設けた日本への入国制限の緩和が、インバウンド需要の回復につながるとするレポートをこのほどまとめた。11日から始まった外国人の...
不動産投資マーケット
住金機構、借換え理由「金利低下」が最多
2022.10.20
住宅金融支援機構は、21年度の住宅ローン借換え実態調査の結果をまとめた。借換えを行った理由について「金利が低くなるから」と答えた人の割合は、変動型61・9%、固定期間選択型43・4%、全期間...
不動産投資マーケット
自治体の寄付活用したファンド第1弾
―国交省、前橋市で2億円規模の支援
2022.10.20
国土交通省は、民間都市開発推進機構(民都機構)を通じてまちづくりを支援する「共助推進型まちづくりファンド支援事業」の第1号ファンドとして、「前橋市アーバンデザインファンド」の設立を発表した。地方自治体が...
不動産投資マーケット
国交省、駐車場政策のあり方見直しへ
―検討会が発足、都心部は附置義務が論点
2022.10.14
国土交通省は、駐車場政策の点検に乗り出す。5日に「まちづくりにおける駐車場政策のあり方検討会」の第1回を開催した。道路交通の円滑化を目的とした...
不動産投資マーケット
リクルート、住み続けたい街の実感調査
―1位は湘南海岸公園駅と東京・武蔵野市
2022.10.14
不動産協会は29日の理事会で「令和5年度税制改正要望」を決定した。重点要望として、本年度末で適用期限を迎える「長期保有土地等に係る事業用資産の買換え特例の延長等...
不動産投資マーケット
不動産取引市場、外資系の取得過去最高
―不動研調査、Jリートは初の売り越し
2022.10.14
日本不動産研究所は22年上期(1~6月)を対象とした不動産取引市場調査をまとめた。上期の取引金額は約2・5兆円だった。前の期の21年下期は13年の...
不動産投資マーケット
コリアーズ、都心の人気オフィス街調査
―働きたい・憧れの街の1位は「丸の内」
2022.10.14
コリアーズ・インターナショナル・ジャパンは4日、東京圏に住むビジネスパーソンに実施した意識調査「働きたい街ランキング2022」を発表した。都心のオフィス街の魅力が高まる要素は...
不動産投資マーケット
8月住宅着工、分譲が過去10年で最高に
―国交省、マンション・戸建てともに増加
2022.10.07
国土交通省は9月30日、8月の建築着工統計調査報告を発表した。新設住宅着工戸数は7万7712戸(前年同月比4・6%増)で4カ月ぶりに...
不動産投資マーケット
不動協、事業用資産買い替え特例延長を
―税制改正要望を決定、都市再生関連も
2022.10.07
不動産協会は29日の理事会で「令和5年度税制改正要望」を決定した。重点要望として、本年度末で適用期限を迎える「長期保有土地等に係る事業用資産の買換え特例の延長等」...
不動産投資マーケット
Jリートのグリーンファイナンス加速へ
―三井住友信託調べ、環境認証取得は6割
2022.10.07
三井住友信託銀行は、Jリートの運用会社でグリーンファイナンスによる資金調達の加速を予想する調査をまとめた。グリーンファイナンスとは、企業や自治体などによる...
不動産投資マーケット
管理計画認定と適正評価登録の第1号M
2022.10.07
マンション管理業協会は27日、分譲マンション管理に関する評価を公開する「マンション管理適正評価サイト」で、国の「管理計画認定制度」と管理協の...
不動産投資マーケット
8月のマンション市場動向・首都圏、発売戸数は4割減の1162戸―不動産経済研究所、在庫は15年11月以来の4千戸台に
2022.09.30
不動産経済研究所は21日、8月の首都圏(1都3県)のマンション市場動向を発表した。供給戸数は1162戸で、前年同月の1940戸に比べ...
不動産投資マーケット
不動研ら調査、都心マンション賃料最高
―今年上期、新築・中古物件ともに上昇
2022.09.30
日本不動産研究所、アットホーム、ケン・コーポレーションがまとめた「住宅マーケットインデックス2022年上期」によると、東京都心5区に立地する大型タイプ...
不動産投資マーケット
建設費高騰の対策、不動産2社が意見
―国交省検討会、リスク分担の考え方焦点
2022.09.16
国土交通省は、建設資材価格の高騰を受け、発注者側である不動産業界に対しヒアリングを実施した。不動産協会会員2社が参加。建設業界が求める物価変動対応策(いわゆる「スライド条項」)の...
不動産投資マーケット
住宅賃料、首都圏上昇も都心は前年以下
―ライフル調べ、中古M反響価格は横ばい
2022.09.16
LIFULLが運営する情報サイト「ライフルホームズプレス」は4~6月期のマーケットレポートを公開した。ライフルホームズに掲載された首都圏の賃貸住宅の平均賃料は前期(1~3月)より上昇傾向となったが...
不動産投資マーケット
経団連、リートの投資拡大で脱炭素化を
―太陽光パネルの下部空間を有効活用へ
2022.09.16
日本経済団体連合会は「2022年度規制改革要望―人・地域・グリーン―」をまとめた。要望は63項目からなり、グリーントランスフォーメーション(GX)を進めるため、リートの...
不動産投資マーケット
政府、10月の木材利用促進月間で連携
─ウッド・チェンジ合言葉に見学会など
2022.09.16
政府は、木の良さや木材利用に対する関心と理解を促す取り組みを展開する。21年10月施行の都市(まち)の木造化推進法で、10月が「木材利用促進月間」と定められた。木の利用を通じて持続可能な社会への転換を...
不動産投資マーケット
区分所有法の改正、法制審議会に諮問
─葉梨法務相が発表、建替え要件緩和へ
2022.09.09
葉梨康弘・法務相は2日の閣議後会見で、12日の法制審議会で区分所有法の改正を諮問すると明らかにした。分譲マンションの建替え要件(5分の4以上賛成)の緩和や、所在不明の区分所有者を...
不動産投資マーケット
ビル総研、都心空室率ピークは5.1%
―大量供給で需要喚起、賃料5.2%上昇
2022.09.09
オフィスビル総合研究所(今関豊和代表)は東京や大阪など主要都市の今後3年間のオフィス需給予測(8月31日時点)を公表した。東京都心5区では23、25の両年に20万坪超の大量供給があり需給は緩む傾向だが、空室率は23年第2四半期...
不動産投資マーケット
国交省、宅建の登録講習修了証を電子化
―専任の宅建士のネット公開は慎重議論
2022.09.09
国土交通省は、宅建業者の従業員を対象とする登録講習(宅地建物取引士資格試験の5問免除要件)について、従来は紙で郵送されていた「登録講習修了者証明書」を廃止...
不動産投資マーケット
国交省不建局、不動産IDの紐付け促進
―デジ庁一括要求に不動産ライブラリなど
2022.09.02
国土交通省の23年度概算要求で、不動産・建設経済局は、前年度比15%増の189億5500万円を要求した。土地政策の推進に176億3000万円(13%増)、不動産・建設市場の環境整備に...
不動産投資マーケット
トヨタら、台場に大型スポーツアリーナ
―25年秋開業、未来型モビリティも導入
2022.09.02
ヨタ自動車、トヨタ不動産、トヨタアルバルク東京の3社は29日、東京・お台場エリアに建設する国際水準のスポーツアリーナの概要を発表した。バスケットボール男子、Bリーグ1部の...
不動産投資マーケット
地震に備える確認情報はハザードM最多
―アットH調べ、築年数や避難場所なども
2022.09.02
ットホームは、全国の加盟店に聞いた「地震に備えるためにチェックすべき物件情報」のランキングを発表した。最多は「ハザードマップ(災害予測範囲、避難所など)」で...
不動産投資マーケット
都、有楽町線延伸へ環境アセスの計画書
2022.09.02
東京都は東京メトロ有楽町線(地下鉄東京8号線)豊洲・住吉間(計画延長約5.2㎞)の延伸計画を事業化するに当たり、環境影響評価調査計画書をまとめた。事業計画では...
不動産投資マーケット
LCCM住宅支援の対象に共同住宅追加
―国交省、長寿命化モデル事業も拡充へ
2022.09.02
国土交通省・住宅局は、23年度予算概算要求の重点分野の第一に「住宅・建築物におけるカーボンニュートラルの実現」を掲げる。改正建築物省エネ法が成立し、25年度までに...
不動産投資マーケット
物調、建設資材物価指数が最高値を更新
―二次製品に値上げの勢い、国際商品下落
2022.08.26
建設物価調査会がこのほどまとめた「建設物価調査リポート」によると、建設工事で使用される資材の総合的な価格動向を示す建設資材物価指数(7月)が建設総合全国平均で前月比1.4㌽増の...
不動産投資マーケット
「相続土地国庫帰属制度」の大枠固まる
―法務省、23年4月27日から申請開始へ
2022.08.26
法務省は、相続した土地を手放し、国に帰属させることができる「相続土地国庫帰属制度」の大枠を固めた。申請者が国に納める負担金は、宅地・農地は面積にかかわらず原則...
不動産投資マーケット
内閣府、都市再生基本方針の改正案公表
─地方のイノベーション力強化、DX推進
2022.08.26
内閣府は、都市再生基本方針の改正案を公表した。「まちづくりのデジタル・トランスフォーメーション」の推進などを盛り込む考え。テレワークの普及やデジタル化の進展を中心に...
不動産投資マーケット
国内不動産投資額38%増、反動増で拡大
―CBRE、オフィス投資額が192%増
2022.08.26
国内における22年第2四半期(2Q、4~6月)の事業用不動産投資額が前年同期比38%増の7190億円と大きく増えたことがCBREの調査で分かった。オフィスへの投資額が...
不動産投資マーケット
3%以内の上昇・下落の横ばい傾向続く
―アットホーム、小規模オフィス賃料動向
2022.08.10
アットホームは22年上期(1~6月)の小規模オフィスの募集賃料動向をまとめた。東京21エリアは25坪以上50坪以下の小型オフィスと5坪以上25坪未満の超小型オフィスともに...
不動産投資マーケット
フラット35、中古住宅の割合が過去最高
─住金機構調査、利用者の高齢化も進む
2022.08.10
住宅金融支援機構は、21年度の「フラット35利用者調査」をまとめた。フラット35利用者の取得住宅に占める中古住宅の割合(中古戸建てと中古マンションの合計)が...
不動産投資マーケット
21年度の証券化資産額は46.8兆円に
―国交省調査、リート等の住宅取得増える
2022.08.05
国土交通省は1日、21年度の「不動産証券化の実態調査」の結果を公表した。21年度に証券化の対象となった不動産と信託受益権の資産総額は、20年度から2.8兆円...
不動産投資マーケット
各地のスマートシティの取り組み高度化
―国交省、複数サービス連携の指針作成
2022.08.05
国土交通省は、スマートシティの全国拡大に向けて、先進的な取り組みをより高度化する支援と、導入に向けた初期段階支援の2つに注力する。22年度中に...
不動産投資マーケット
重要施設周辺の土地売買は事前届出制に
―重要土地法、売主・買主の双方に義務
2022.08.05
内閣府は、安全保障上重要な土地の利用を規制する重要土地等調査法の基本方針案を公表した。同法は、自衛隊基地などの重要施設の周辺...
不動産投資マーケット
みずほ銀が仏の浮体式案件へファイナンス組成
―日本含むアジア洋上風力発電への貢献が念頭
2022.07.29
みずほ銀行は、フランスにおいて浮体式洋上風力発電のプロジェクト「Eoliennes Flottantes du Golfe du Lion」を対象に、リードアレンジャーとしてプロジェクトファイナンスを...
不動産投資マーケット
APACの上期ホテル投資額は33%増加
―JLL、旅行回復で19年上期実績上回る
2022.07.29
アジア太平洋(APAC)圏のホテル投資が復調してきた。同圏域の上期(1~6月)のホテルへの投資額が前年同期比33%増の68億米ドルになったことがジョーンズラングラサール(JLL)の調査で...
不動産投資マーケット
FRK、既存住宅のローン減税新築並に
2022.07.29
不動産流通経営協会は23年度の税制改正要望をまとめ、国土交通省に提出した。住宅ローン減税制度に関して、既存住宅も新築住宅と同様に最低床面積の要件を40㎡に引き下げることと、控除期間を新築同様にすることを...
不動産投資マーケット
国土形成計画、中間とりまとめを公表
―国交省、国土の課題解決に4つの原理
2022.07.22
国土交通省は15日、新たな国土形成計画(全国計画)の中間とりまとめを公表した。コロナ禍を受け、生活・経済の変化とデジタル化の進展を踏まえた新しい国土づくりの方向性を提示。国土の課題解決のため、...
不動産投資マーケット
金融庁、エスコンAMに業務停止命令
2022.07.22
金融庁は15日、Jリートのエスコンジャパンリート投資法人の資産運用会社、エスコンアセットマネジメントに対して、新たな資産運用委託契約の締結と不動産取得の運用指図を、...
不動産投資マーケット
22年度スマートシティ実装支援は14地区
─国交省、コンソーシアム助言は4地区
2022.07.22
国土交通省などが連携してスマートシティの実装を支援する22年度「スマートシティ実装化支援事業」の支援先として、14地区が決定した。スマートシティに取り組むコンソーシアムに対して助言などを行う「ハンズオン支援地区」には...
不動産投資マーケット
環境認証9割超がCASBEEとDBJ
―JLL調べ、Jリートやファンドら牽引
2022.07.15
建物の環境負荷を下げる工夫を凝らしたグリーンビルディングの認証を取った国内のビルのうち、全取得件数の9割以上を「CASBEE(建築物総合環境性能評価)」と...
不動産投資マーケット
ARES、税制改正・制度改善要望決定
2022.07.15
不動産証券化協会(ARES)は11日の理事会で、来年度の税制改正要望と制度改善要望を決定した。税制改正要望には「不動産証券化に係る登録免許税・不動産取得税の軽減措置の延長」や...
不動産投資マーケット
国交省、まちづくりDXビジョンを策定
─4つの重点テーマ、不動産ID活用も
2022.07.15
国土交通省は、「まちづくりのデジタル・トランスフォーメーション実現ビジョン(Ver1.0)」をとりまとめた。3つのビジョン、4つの重点取組テーマなどで構成されるビジョンで、従来のまちづくりから...
不動産投資マーケット
22年路線価、全国平均が2年ぶりに上昇
―回復傾向も商業地にはバラツキみられる
2022.07.08
国税庁は1日、相続税や贈与税の算定基準となる22年分の路線価(1月1日時点)を公表した。全国平均は+0.5%となり、2年ぶりに上昇した。路線価が上昇した都道府県...
不動産投資マーケット
レンダーら、不動産融資額「前年比増」
―CBRE、日本も金利上昇の懸念高まる
2022.07.08
銀行や生保など複数の大手レンダーが、今年の融資額は昨年実績を上回るとみていることがCBREの調査で分かった。シニアローンは39%(前年調査42%)、メザニンローンは...
不動産投資マーケット
不動産業向け貸出残高2.67%増の86.15兆円
―トップは三菱UFJ銀、不動産シェアは13.74%
2022.07.01
金融機関98機関(都銀4行、信託3行、生保9社、地銀76行、その他6機関)の2022年3月期業績によると、不動産業向け貸出金の期末残高(以下、不動産向け残高)は総額...
不動産投資マーケット
耐震・環境不動産形成促進事業を継続
―国交省と環境省、検討会が今後の方針
2022.07.01
国土交通省と環境省は、耐震・環境不動産形成促進事業のあり方検討会(座長=中川雅之・日本大学経済学部教授)の第3回を開き、同事業の見直しのとりまとめ案を決定した。案をベースに7月中に...
不動産投資マーケット
企業のサテライトオフィス導入率は25%
―ザイマックス総研、中小企業の利用拡大
2022.07.01
ザイマックス不動産総合研究所が行ったワークプレイスに対する企業調査によると、サテライトオフィスの導入率は25.1%だった。企業の規模別では、大企業は...
不動産投資マーケット
21年度の不動産取引、20%増の4.3兆
―都市未来総研まとめ、物件大型化進む
2022.07.01
みずほ信託銀行のシンクタンク、都市未来総合研究所は、21年度の国内不動産の売買取引額をまとめた。売買取引の総額は4兆3707億円で、20年度から20.4%増加した。取引物件の大型化が進み、。...
不動産投資マーケット
住宅政策課が「住宅経済・法制課」に
―国交省住宅局、組織改編で参事官も新設
2022.06.24
国土交通省の7月1日付の組織改編で、住宅局の住宅政策課が「住宅経済・法制課」に名称変更される。住宅に関する経済政策や、住宅関係の法令に加え、住宅ローンなど税制に関する調整も...
不動産投資マーケット
日政連、議連に23年度の政策・税制要望
2022.06.24
全日本不動産協会の政治活動団体である全日本不動産政治連盟(日政連、秋山始会長)は10日、自民党本部で開かれた全日本不動産政策推進議員連盟(野田聖子会長)の総会で、23年度の政策と税制改正に関する要望を行った。二地域居住を促進する政策や...
不動産投資マーケット
柏の葉SCにがん患者サポートのホテル
―三井不・がん研究C、病院敷地に整備
2022.06.24
三井不動産と国立がん研究センターは、千葉県柏市の「柏の葉スマートシティ」内に、がん患者をサポートする新築ホテル「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」(145室)を7月1日に開業する。国内トップクラスのがん専門病院である...
不動産投資マーケット
新宿に熱狂を生む大規模エンタメタワー
―東急新宿PJ室長・木村氏に展望を聞く
2022.06.24
新宿駅周辺で再開発による大規模施設の建設計画が相次ぎ、街が大きく変貌しようとしている。先駆けとして23年4月に開業する「東急歌舞伎町タワー」について、東急の新宿プロジェクト企画開発室室長・木村知郎氏に聞いた。...
不動産投資マーケット
4月の建設受注、大口の民間発注7割増
2022.06.24
国土交通省は、4月の「建設工事受注動態統計調査報告」をまとめた。受注高は8兆9487億円(前年同月比44.9%減)で5カ月ぶりに減少した。このうち元請受注高は...
不動産投資マーケット
賃貸のウェブ内見、コロナ禍で利用拡大
―ハウスコム、コロナ前後の部屋探し調査
2022.06.17
ハウスコムは、コロナ前とポストコロナの賃貸物件の引っ越し経験者へ行った部屋選びに関する調査結果をまとめた。内見数をコロナ前後で比較すると、訪問内見の平均回数はコロナ前が2.7回でポストコロナが2.8回と微増。...
不動産投資マーケット
所有者不明私道の対応ガイドライン公表
―法務省、民法改正を反映した改訂実施
2022.06.17
法務省は7日、「所有者不明私道への対応ガイドライン」の改訂版(第2版)を公表した。18年時点の法解釈で作成された旧指針に、共有制度、財産管理制度や相隣関係の規定に見直しがあった...
不動産投資マーケット
地価LOOK、緩やかな上昇傾向が継続
―国交省、対象地区数を80地区に合理化
2022.06.17
国土交通省は7日、22年第1四半期(22年1月1日~4月1日)の地価動向を調査した地価LOOKレポートを公表した。6四半期ぶりに変動率区分が「3~6%上昇」の高い上昇率の地区が出現。東京のオフィス街で変動率区分が上方に移行した地区が...
不動産投資マーケット
政府、アナログ規制を3年で集中改革
─デジタル臨調、25年から一括で法改正
2022.06.10
政府は25年6月までの3年間を、アナログ規制の「集中改革期間」と位置付けた。目視や常駐、対面、往訪などを義務付ける規制がある法律等を、この期間に一掃する。デジタル臨時行政調査会が3日、規制の一括見直しプランを決定。法改正が必要なものは...
不動産投資マーケット
都心ビルの総合収益率、2期連続で上昇
―不動研調査、期待利回りの低下も続く
2022.06.10
日本不動産研究所は、オフィスビルのインカム収益率とキャピタル収益率を合わせた「総合収益率」(21年12月時点)を公表した。東京都心5区の総合収益率は3.99%だった。21年6月時点の3.06%と比べて上昇した。上昇は大阪市も含め...
不動産投資マーケット
骨太方針に二地域・多地域居住の促進
―省エネ加速、サステナブル金融拡大も
2022.06.10
政府は5月31日夕、経済財政諮問会議を開き、経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太方針)の原案を示した。来年度の予算編成の基本方針である骨太に、同日に発表された新しい資本主義実行計画の内容が反映され、人やイノベーション、GX・DXなどへの...
不動産投資マーケット
海外投資家は2022年も投資意欲が強いまま
―CBREがレポート、選別姿勢を強める動きも
2022.06.03
シービーアールイーはこのほど、海外投資家の2022年の投資対象を見通すレポートをまとめた。2020年から2021年の日本の不動産投資額において、海外投資家が占める割合は3割前後で推移。コロナ下でも日本の不動産投資市場に対する...
不動産投資マーケット
ESG評価・データの信頼性を確保する
─金融庁が専門分科会で報告取りまとめへ
2022.06.03
金融庁は、サステナブルファイナンス有識者会議にESG評価・データ提供機関等に係る専門分科会を設け、ESGに関する評価およびデータを提供する際の行動規範等について議論を開始した。検討会では、...
不動産投資マーケット
規制改革答申、民泊管理の拡大盛り込む
―老朽化マンションや農地転用も項目に
2022.06.03
政府の規制改革推進会議がまとめた22年度の答申に、経済社会の構造改革を進めるための約330項目が並んだ。地方での住宅宿泊管理業(民泊管理業)の担い手拡大や、老朽化・被災マンションの再生円滑化が...
不動産投資マーケット
小田急、全長1.7kmの下北線路街完成
―総投資額90億円、支援型開発で13施設
2022.06.03
小田急線の複々線化に伴って生まれた全長約1.7km、敷地面積約2万7500㎡の線路跡地に13の施設を開発した「下北線路街」(東京・世田谷区)がこのほど全面開業した。28日にアートギャラリーが開業し、...
不動産投資マーケット
住宅各社、都のPV設置義務化案に反響
―枠組みを注視、需要減やコスト増懸念も
2022.06.03
東京都の有識者審議会が都内の新築住宅に太陽光パネルなどPV設備の設置義務化を求める中間答申を24日に提示したことが住宅業界に波紋を呼んでいる。都は本年度内の...
不動産投資マーケット
4月の中古戸建ての成約件数は高水準
―東日本レインズ、M成約額は2ケタ上昇
2022.05.20
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は13日、4月の不動産流通市場動向を公表した。首都圏の中古戸建ての成約件数は前年同月比11.7%減の1190件。2ケタ減にはなったが、...
不動産投資マーケット
土地白書、重点テーマは所有者不明土地
─国交省、土地基本方針は24年頃に改定
2022.05.20
政府は6月上旬に閣議決定する22年度の「土地白書」の重点テーマを、所有者不明土地対策とする方針だ。地価動向など例年の報告に加え、不動産IDを含めた不動産取引分野のDX化も盛り込み、...
不動産投資マーケット
建替え時の賃借権問題に3つの解消案
―区分所有法の改正議論、研究会が提示
2022.05.20
区分所有法の改正議論で、マンション建替えの支障になっている専有部分の賃借権の取扱いについて、3つの具体的な対策案が示された。分譲マンションで専有部分が賃貸に出されている場合、...
不動産投資マーケット
オフィス空室率の上昇速度は緩やかに
―ザイマックス総研、新規賃料は微減に
2022.05.20
ザイマックス不動産総合研究所は、22年第1四半期(1~3月期)の東京23区オフィスマーケットに関するレポートをまとめた。空室率は...
不動産投資マーケット
住宅の情報収集、ネット利用が全世帯増
─国交省、21年度の「住宅市場動向調査」
2022.05.13
国土交通省は、21年度の「住宅市場動向調査」をまとめた。今回の調査はコロナ感染拡大後初めて。物件や施工者に関する情報収集方法でインターネットを利用した人の割合が、全ての住宅取得世帯で増加した。特に分譲マンション取得世帯は、...
不動産投資マーケット
やりすぎは禁物、常識の範囲内で判断を
―マンション相続節税判決で専門家に聞く
2022.05.13
相続税対策のマンション節税に関して、路線価評価ではなく財産評価基本通達第1章総則6項に基づく国税庁判断を認めた最高裁判決について、...
不動産投資マーケット
国交省、書面電子化マニュアル近く公表
―改正宅建業法の施行日は5月18日に決定
2022.04.28
不動産取引で重要な役割を果たす重要事項説明書などの書面電子化の解禁日が、5月18日に決定した。このほど政府は、書面電子化を認める改正宅地建物取引業法の施行日を同日にすると閣議決定。国土交通省は、...
不動産投資マーケット
大型商業施設にスポーツ・エンタメ導入
―三井不ら、「ららぽーと福岡」開業へ
2022.04.22
三井不動産、九州電力、西日本鉄道の3社が福岡市博多区の青果市場跡地(敷地面積8万㎡超)に開発した大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」(全222店舗)が25日に開業する。三井不動産が力を入れている...
不動産投資マーケット
経済対策、省エネ住宅取得支援盛り込む
─建設業の適正な価格転嫁、発注者に周知
2022.04.22
原油価格高騰を受けて政府が月内にもまとめる経済対策「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」について、国土交通省関連の内容が固まった。原油価格高騰対策、エネルギー・原材料・食料等安定供給対策、新たな価格体系への適応の円滑化、コロナ禍において...
不動産投資マーケット
区分所有法の改正、主要論点は管理に
─法務省ら研究会、マンションの日常重視
2022.04.22
区分所有法の次期改正は、区分所有建物の管理をいかに円滑化するかが最大のポイントとなりそうだ。これまで建替え決議5分の4要件の緩和が論点の第一とされてきたが、直近の論点整理では、筆頭項目が管理の円滑化になり、建替え関連は次点に。マンションの日頃の...
不動産投資マーケット
土地所有権の放棄、負担金は原則20万円
―相続土地国庫帰属制度の詳細設計進む
2022.04.22
政府は、相続等で取得した土地を手放し、国庫に帰属させる場合の費用(負担金)について、原則20万円とする方向で検討を進めている。負担金は10年分の土地管理費相当額という考え方で、草刈りや看板設置などが必要な一部の市街地の土地などについては、面積に応じた...
不動産投資マーケット
経済対策、省エネ住宅取得支援盛り込む
─建設業の適正な価格転嫁、発注者に周知
2022.04.15
原油価格高騰を受けて政府が月内にもまとめる経済対策「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」について、国土交通省関連の内容が固まった。原油価格高騰対策、エネルギー・原材料・食料等安定供給対策、新たな...
不動産投資マーケット
不動産取引市場、12年以降で過去最高
―不動研調査、昨年下期は2.8兆円
2022.04.15
日本不動産研究所は21年下期(7~12月)を対象とした不動産取引市場調査をまとめた。下期の取引金額は約2.8兆円で、半期としては12年の政権交代以降で最も多かった。コロナ禍以降もマーケットが活況であることを示した恰好だ。12年以降は半期で...
不動産投資マーケット
3月の中古M・戸建ての成約数は2割減
―東日本レインズ、M成約価格は上昇続く
2022.04.15
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は11日、3月の不動産流通市場動向を公表した。首都圏の中古マンションの成数件数は前年同月比19.5%減の3405件となり、3カ月連続で前年を下回った。直近10年間でみると...
不動産投資マーケット
アウトバウンド投資が復調、最多は米国
―CBRE調べ、物流施設の人気が鮮明
2022.04.15
昨年1年間に日本の投資家が海外の不動産に投資したアウトバウンド不動産投資の総額が、前年比72%増の20億米ドルと復調したことがCBREの調査で分かった。米国への投資が増えたことが主因。ただコロナ禍以前の...
不動産投資マーケット
都、築地跡地開発の事業者を23年度決定
2022.04.08
東京都が中央区の築地市場跡地(約19ha)で進める「築地地区まちづくり事業」は、今年秋頃に募集要項を公表し、23年度に公募型プロポーザル方式で事業予定者を決める。敷地は、建設期間などを...
不動産投資マーケット
2月住宅着工6.5万戸、12カ月連続増
―国交省、ロシア産木材の流通減を懸念
2022.04.08
国土交通省は3月31日、2月の建築着工統計調査報告を公表した。新設住宅着工戸数は6万4614戸(前年同月比6.3%増)で、12カ月連続で増加した。過去10年間では下から3番目の水準。新設住宅着工床面積は528.2万㎡(4.7%増)で、11カ月連続の...
不動産投資マーケット
分配金成長率、0.2㌽低下の0.7%
―三井住友T研、21年下期のJリート調査
2022.04.08
三井住友トラスト基礎研究所がJリート全銘柄の公表データを分析した21年下期(7~12月)の「Jリートレビュー」を公表した。対象銘柄の中央値でみた分配金の成長率は前年同期比0.7%のプラスとなり、21年上期(+0.9%)を下回ったが...
不動産投資マーケット
中心市街地活性化、新たに8計画認定
―政府、全国各地のにぎわい創出を支援
2022.04.01
政府は、新たに7自治体・8つの中心市街地活性化基本計画を認定した。認定されたのは、徳島市、東近江市、静岡市(静岡地区と清水地区の2計画)、伊丹市、富山市、高岡市、金沢市の計画。認定を受けた計画に対して...
不動産投資マーケット
コロナ後も7割がハイブリッドワーク
―CBRE、事業所面積で働き方に差も
2022.04.01
国内に拠点を置く企業の7割がコロナ禍収束後も出社と社外勤務を併用するハイブリッドワークを予定していることが、CBREのテナント調査で分かった。約3割は完全出社の方向。1月25日から2月17日にかけて...
不動産投資マーケット
21年のホテル投資額は前年比133%増
―JLL、22年はさらに40%拡大と予想
2022.04.01
ジョーンズラングラサール(JLL)は世界における21年通年のホテルの売買取引額が前年比133%増の668億米ドルに増えたとの調査結果をまとめた。コロナ禍以前の19年は730億ドル、20年は286億ドルと一時的に大きく減ったが...
不動産投資マーケット
2月のマンション市場動向・首都圏、発売戸数は2%増の2287戸
―本社調べ、価格は16%上昇の7418万
2022.03.25
不動産経済研究所は17日、2月の首都圏マンション市場動向を発表した。新規供給戸数は前年同月比2.0%増の2287戸で、3カ月ぶりの増加となった。初月契約率は73.3%で、前年同月の76.0%を2.7㌽下回るも、2カ月ぶりの70%台となっている。...
不動産投資マーケット
JLL、21年の不動産投資額は54%増
―日本の実績は2%減、東京は世界7位
2022.03.25
21年通年の世界の不動産投資額が前年比54%増の1兆2500億米ドルと拡大したことがジョーンズラングラサール(JLL)の調査で分かった。集計値は昨年12月31日時点。年後半に国をまたぐ不動産取引が活発になり、コロナ禍の悪影響を跳ねのけて通年の実績は調査を始めて以来...
不動産投資マーケット
住金機構、フラット35の制度改正実施へ
―新商品投入で脱炭素・既存住宅流通促進
2022.03.25
住宅金融支援機構は、フラット35の制度改正を実施する。4月に既存住宅ストック向けの「フラット35維持保全型」を新たに創設。10月にはZEHの取得で金利が優遇される「フラット35S(ZEH)」も創設する。脱炭素社会に向けた日本の住宅の省エネ性能の引き上げと、良質な既存住宅の流通活性化を目指す。...
不動産投資マーケット
新築M購入額は5709万円で過去最高
―リクルート調査、専有面積は66㎡で最少
2022.03.25
リクルートのSUUMOリサーチセンターは、「21年首都圏新築マンション契約者動向調査」の結果をまとめた。平均の購入価格は前年より171万円上昇の5709万円となり、01年の調査開始以来の最高額を更新した。平均の専有面積は前年より...
不動産投資マーケット
区分所有法改正、法務省が検討状況報告
―区分所有関係の解消や管理円滑化も論点
2022.03.18
法務省は9日、区分所有法改正の検討状況を内閣府の規制改革推進会議スタートアップ・イノベーションワーキンググループ(WG)で報告した。建替え決議の多数決割合(5分の4要件)は、単純な引き下げ案のほか、耐震性不足など一定要件を満たした場合に引き下げる案などを検討中。...
不動産投資マーケット
カーボンニュートラルに国土管理の視点
―国交省、再エネ施設工事の安全性話題に
2022.03.18
国土交通省は、2050年を見据えた国土のあり方を示す新たな国土形成計画(第3次計画)の策定に向けて、盛り込む内容の議論を続けている。このほど開かれた第6回国土審議会計画部会では、カーボンニュートラル(CN)と交通インフラを取り上げた。...
不動産投資マーケット
三井不、企業にBCPコンサルサービス
―策定から運用・改善まで継続的に支援
2022.03.18
三井不動産は、地震や大規模水害といった自然災害に備えて各企業が作る事業継続計画(BCP)について、策定から運用・改善までを継続的に支援する定額・会員制のコンサルティングサービスを新規事業として始めた。同社が長年蓄積してきたノウハウを生かし、特に計画策定後の運用に力を入れ、企業の事業継続力を強化することを支援する。...
不動産投資マーケット
瑕疵担保履行法の届出、オンライン化へ
─国交省が試験運用、大臣免許業者対象に
2022.03.11
国土交通省は、住宅事業者に義務付けられている住宅瑕疵担保履行法の基準日届出について、オンラインでの受付を試験的に開始する。同法の基準日は3月31日。国交省は翌4月1日にシステムURLを公開する方針で、オンラインでの届出にはデジタル庁が運営する行政サービスの認証システム「gBizID(ジービズアイディー)」を活用する。オンライン届出により、書類の郵送が不要になるほか、届出状況や審査状況がシステム上から確認できるようになる。売主の住宅事業者が倒産すると、...
不動産投資マーケット
21年シビックプライド、総合1位中央区
―読売広告社調査、コロナ禍で意識変化も
2022.03.11
読売広告社都市生活研究所がまとめた「シビックプライド調査2021」によると、総合ランキング1位は前回8位の東京・中央区、2位は前回同様に兵庫県西宮市、3位が神奈川県藤沢市(前回12位)だった。調査は、街への意識や環境評価(インフラ、街並み、育児環境など)、生活満足度などに関する各項目への回答から「愛着」「誇り」「共感」「継続居住意向」「他者推奨意向」の5指標ごとにそれぞれ順位をつけて総合ランキングにまとめている。...
不動産投資マーケット
住みたい街、埼玉や千葉の躍進目立つ
―リクルート調査、1位は5年連続で横浜
2022.03.11
リクルートは「SUUMO住みたい街ランキング2022首都圏版」を発表した。トップは5年連続で「横浜」となった。18年以降不動だった上位3位に変動があり、「吉祥寺」が2位、「大宮」が3位になった。埼玉県の街がトップ3に入るのは初めて。そのほか、さいたま市内の駅と千葉県内の話題の街のランクアップが目立ち、池本洋一・SUUMO編集長は3日に開いた発表会で...
不動産投資マーケット
建築物省エネ法改正案、提出「努力中」
2022.03.11
宅地造成等規制法改正案(盛土規制法案)が1日に閣議決定され、国土交通省が今通常国会に提出を予定していた法案5本は全て提出された。住宅の省エネ基準適合義務化をはじめ、住宅・建築物の脱炭素化の推進施策を多数盛り込んだ建築物省エネ法の改正法案は5本から漏れ、提出検討中の扱いになっている。同法案の今後の提出について斉藤鉄夫・国土交通大臣は1日の定例会見で...
不動産投資マーケット
宅地造成等規制法改正法案が閣議決定
―盛土や土捨てを規制、罰金最高3億円
2022.03.04
盛土を全国一律の基準で規制する宅地造成等規制法改正法案が1日、閣議決定された。都道府県知事等が2種類の規制区域を指定。規制区域内で行われる盛土を知事等の許可制にする。宅地造成の際の盛土だけでなく、単なる土捨て行為や一次的な堆積も新たに規制対象とし、法律名も「宅地造成及び特定盛土等規制法(通称=盛土規制法)」に改める。知事等は、市街地や集落、その周辺など人家等が存在するエリアを広く指定する「宅地造成等工事規制区域」と...
不動産投資マーケット
日本の投資家、5割超が「取得増える」
―CBRE、APACの投資家に戦略調査
2022.03.04
日本の投資家の54%が今年は昨年よりも不動産の取得額が増えると考えていることがCBREの調査で分かった。この数字は一昨年12月の前回調査時点よりも10㌽多い。デベロッパーやファンドらの取得意欲が特に強く、投資対象はオフィスが4割と物流施設の人気を上回った。売却額が昨年より増えるとの見方も8㌽増の24%と伸び、同社は今年の取引額が前年実績を10%程度上回ると予想している。...
不動産投資マーケット
1月の住宅着工は6万戸、11カ月連続増
―国交省、分譲Mは中小規模が全国で減少
2022.03.04
国土交通省は2月28日、1月の建築着工統計調査報告を発表した。新設住宅着工戸数は5万9690戸(前年同月比2.1%増)で、11カ月連続の増加となった。全体としては前年同月比で増加が継続するなか、分譲マンションが20%近く減少した。新設住宅着工床面積は496.8万㎡(3.0%増)で10カ月連続で増加。...
不動産投資マーケット
地価LOOK、7Qぶりに上昇が半数超
―国交省、商業地回復・住宅地プラス継続
2022.03.04
国土交通省は22日、全国100地区の「地価LOOKレポート」(21年第4四半期、21年10月1日~22年1月1日)を発表した。上昇地区数が55地区(前回40地区)に増え、7四半期ぶりに上昇地区数が過半となった。横ばいは28地区(30地区)、下落は17地区(30地区)にそれぞれ減少。住宅地が継続して上昇傾向にあることに加え、今回変動率区分が上方に移行した29地区のうち、25地区が商業地だった。地価は緩やかな上昇傾向にあり、特に三大都市圏で回復がみられる。...
不動産投資マーケット
国内不動産4Q投資、14%減1.18兆円
―CBRE、21年通年ではコロナ前を超過
2022.02.18
アットホームは、賃貸の居住用物件でページビュー(PV)数が多い人気の駅をまとめた。東京都ではシングル向け、カップル向け、ファミリー向けのすべてでJR横浜線と小田急線が乗り入れる町田駅(町田市)がトップとなった。23区ではシングルとカップルで多くの路線が乗り入れる池袋駅(豊島区)、ファミリーで東京メトロ東西線の葛西駅(江戸川区)、都下では全物件種別で町田駅が1位だった。 ...
不動産投資マーケット
国交省、建物の未消化容積率を可視化へ
―東大CREI協力、都市の開発余地把握
2022.02.18
国土交通省は10日、「建設工事受注動態統計調査報告」の21年計分をまとめた。21年の受注高合計は前年比3.3%増の106兆9495億円となった。このうち元請受注高は69兆8877億円(前年比3.2%増)、下請受注高は37兆619億円(3.6%増)。元請受注高のうち、公共機関からの受注高は21兆5568億円(1.9%減)で、民間等からの受注高は48兆3309億円(5.7%増)だった。 民間等からの受注で1件5億円以上の建築工事・建築設備工事は12兆717億円(22.0%増)に大幅増。発注者別で最も多かったのは不動産業で4兆4888億円(12.6%増)。発注者別・工事種類別では、不動産業の「住宅」が2兆3660億円で最も多かった...
不動産投資マーケット
都心5区、募集物件数の急増に歯止め
―アットホーム、小規模オフィスの動向
2022.02.18
アットホームは9日、21年下期(7~12月)の東京とその他主要エリアの小規模オフィスの募集賃料動向をまとめた。都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の19年上期を起点とした募集物件数の指数をみると、新型コロナウイルス感染症が拡大した20年上期から続いていた物件数の急増に歯止めがかかった。一方、その他18区と都下は依然として増加が続いている。 アットホームの不動産情報ネットワークに登録・公開された駅徒歩10分以内で1フロア50坪以下の小規模オフィスの動向を調査した。都内を都心5区と...
不動産投資マーケット
賃貸の人気駅、23区は池袋・都下は町田
―アットホーム、物件のアクセス数を集計
2022.02.11
アットホームは、賃貸の居住用物件でページビュー(PV)数が多い人気の駅をまとめた。東京都ではシングル向け、カップル向け、ファミリー向けのすべてでJR横浜線と小田急線が乗り入れる町田駅(町田市)がトップとなった。23区ではシングルとカップルで多くの路線が乗り入れる池袋駅(豊島区)、ファミリーで東京メトロ東西線の葛西駅(江戸川区)、都下では全物件種別で町田駅が1位だった。 ...
不動産投資マーケット
国交省、建物の未消化容積率を可視化へ
―東大CREI協力、都市の開発余地把握
2022.02.11
国土交通省は、建物の未消化容積率の可視化に乗り出す。東京大学連携研究機構不動産イノベーション研究センター(CREI)が協力する。国交省都市局が開発した3D都市モデル「プラトー」に、高さ規制や斜線規制、指定容積率、建蔽率などのデータをインプット。敷地単位で、最大限土地を利用した場合の建物の高さやその形を三次元的に視覚化する。 3日に開催されたCREI主催のオンライン...
不動産投資マーケット
賃貸は郊外志向進み、購入は二極化鮮明
―ライフルが問合数から住みたい街を調査
2022.02.11
LIFULLは3日、22年の「LIFULL HOME’S住みたい街ランキング」を発表した。首都圏の賃貸では郊外志向が進み、駅勢圏が広くてターミナル性のある準近郊や郊外の街が上位に入った。購入では都心志向が復活する一方、郊外需要も堅調で「二極化」がより鮮明になっている。 同調査は昨年1年間でライフルホームズに掲載された、購入・賃貸物件で問い合わせの多かった駅を集計したもの。賃貸は「本厚木...
不動産投資マーケット
「虎ノ門ヒルズ」拡大、レジタワー竣工
―辻・森ビル社長「住宅事業で最高級」
2022.02.04
森ビルが再開発を進めてきた東京・虎ノ門の「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」(地上54階建て、547戸)が完成し、28日に竣工式が行われた。虎ノ門ヒルズでは「森タワー」「ビジネスタワー」に次いで3棟目の完成。辻慎吾社長は「森ビルの住宅事業においても最大級の規模と最高レベルのグレード」と強調した。 高さ約220mのレジタワーは、2014年竣工の「虎ノ門...
不動産投資マーケット
東京都、住宅省エネ化に向け予算を拡大
―22年度予算案、既存住宅向けで247億
2022.02.04
東京都が28日に公表した22年度一般会計当初予算案は前年比5.1%増の7兆8010億円となった。新型コロナの感染対策や脱炭素、デジタル化などの事業に重点配分。脱炭素の施策では既存住宅の断熱性向上や太陽光パネルの設置補助などに総額247億円を計上。新築向けでは省エネ住宅「東京ゼロエミ住宅」の普及に向けた予算を前年の4倍超に拡大した。 新設する断熱・太陽光住宅普及拡大事業では、設備費45万円で既存住宅の窓4枚を断熱改修し、120万円で3㎾の太陽光発電...
不動産投資マーケット
地所、渋谷駅周辺の大型再開発に初参画
2022.02.04
三菱地所が事業協力者として権利者とともに推進してきた東京・渋谷区の「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の再開発組合が28日設立された。同社は参加組合員として組合に参画する。京王井の頭線・渋谷駅直結のオフィス・商業・ホテルの大規模複合再開発で、三菱地所が渋谷駅周辺の大規模再開発に参画するのは初めて。...
不動産投資マーケット
共同住宅に子どもの安全対策設備設置を
―国交省の補助事業、3タイプで募集開始
2022.01.28
国土交通省は、分譲・賃貸マンションを対象にした「子育て支援型共同住宅推進事業」の募集を始めた。21年末に閣議決定された21年度補正予算で創設された補助事業。子どもの安全確保設備の設置や、共同住宅内の親世代の交流に資する施設の費用を補助する。 子どもの安全確保設備は、具体的にはバルコニーや窓からの転落を防止するための手すり、防犯カメラなど。交流を促す施設は、キッズルームやプレイロット(遊具・水遊び場・砂場)の設置などが対象。ともに、設置費用のうち、新築は10分の1、改修は3分の1までを補助する(戸当たり上限100万円)。交流施設の補助は、子どもの安全確保設備の設置と併せて行う場合に対象となる...
不動産投資マーケット
住宅ローン減税改正で損益分岐点シフト
―ニッセイ基礎研、契約者への影響分析
2022.01.28
ニッセイ基礎研究所は、昨年末に決まった住宅ローン減税制度の改正による住宅ローン契約者への影響についてレポートをまとめた。税制改正後の控除率0.7%で、新築住宅・買取再販の「その他の住宅」(借入限度額3000万円)の場合、控除期間13年において利息支払額と所得控除額が等しくなる借入額「ブレークイーブン・ポイント」(損益分岐点)は6363万円と試算した。改正前の同ポイントは1億1186万円だった。...
不動産投資マーケット
民都機構、テレワークの拠点整備で基金
─有力地銀と全国でまちづくり金融支援
2022.01.21
民間都市開発推進機構と常陽銀行は、㈱OHANAPANAを運営事業者(GP)として、テレワーク拠点の整備を支援する「アセットリノベーションファンド」を設立した。第1号投資先に、つくばまちなかデザイン(内山博文社長)が手掛けるつくばセンタービルの一部改修事業への出資を決定。ファンド総額は22.5億円で、今後、同ファンドに出資する地域金融機関等と、支援先の民間事業者を増やす...
不動産投資マーケット
建築物省エネ法、改正法案提出見送りか
—国交省、25年度適合義務化に変更なし
2022.01.21
17日召集の第208回通常国会で、住宅・建築物の脱炭素化を進める「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律案(仮称)」の提出が見送られる公算が高まった。13日の衆参両院の議院運営委員会で、建築物省エネ法の改正法案は提出予定法案に含まれず、「提出予定以外の検討中」の扱いとなった。参院選を控え、検討中法案の国会提出は厳しい状況にある。 通常国会の内閣提出予定法案は全58本で、検討中となった法案は全12本。国土交通省が提出を目指していた7本のうち、建築...
不動産投資マーケット
相続登記義務化、施行日前の相続も対象
―法務省が周知、税制改正で環境整備も
2022.01.21
22年度税制改正大綱では、「相続登記の登録免許税の免税措置」の適用期限が3年延長(25年3月31日まで)されるとともに、適用対象の土地に「市街化区域内の土地」が加わるなど、拡充も盛り込まれた。これは相続登記の申請が24年4月1日から義務化されることを受けた環境整備の一環。相続登記の申請義務は、施行日より前に発生した相続も対象となることについて、法務省は周知を始めている。 所有者不明土地の発生予防を目的として、21年通常国会で、不動産登記法を含む「民法等の一部を改正する法律」が成立・公布された。この改正により、相続登記の申請が義務化。正当な理由なく申請を怠った場合には10万円以...
不動産投資マーケット
三大都市圏でオフィス空室率横ばいに
―ビル総研、都心は年後半に空室率再上昇
2022.01.14
オフィスビル総合研究所(今関豊和代表)が6日に公表した大都市圏における21年12月末時点の賃貸オフィス需給動向で、東京など三大都市圏と福岡市の空室率が揃って横ばいになった。東京都心ではコロナ禍で空室率が上がり続けていたが、昨年後半以降に新規供給が減ったことなどで需給が均衡した。都心5区の空室率は前月比0.05㌽増の4.33%と4カ月連続で4%台になり、空室率の先行指標となる潜在空室率も7.44%と6カ月連続で7%台半ばにとどまった。...
不動産投資マーケット
22年度予算案が閣議決定、省エネに重点
―宅建システムは補正予算で満額を措置
2022.01.14
政府は21年12月24日、22年度予算案を閣議決定した。国土交通省関係予算は総額5兆8508億円(一般会計、前年度比1%減)。このうち住宅・不動産関連は、住宅セーフティネット機能の強化に1275億円(13%増)、木材活用や住宅・建築物の省エネ対策等強化は1113億円(9%増)、既存住宅流通・リフォーム市場活性化は237億円(5%増)に決定した。...
不動産投資マーケット
国交省、21年11月の住宅着工9カ月連続増
―マンションは地方が伸び4カ月ぶり増
2022.01.14
国土交通省は11月の建築着工統計調査報告を公表した。新設住宅着工戸数は7万3414戸(前年同月比3.7%増)で、9カ月連続の増加となった。前年比では増加が続くが、11月単月としては12年以降の過去10年では下から2番目の水準であり、前々年以前の戸数には回復していない。新設住宅着工床面積は614.3万㎡(6.8%増)で8カ月連続増。 分譲住宅は2万813戸(前年同月比6.5%増)で、うちマンションは8239戸(2.4%増)と4カ月ぶりに増加した。首都圏3041戸(10.3%減)、近畿圏1664戸(40.5%減)、中...
不動産投資マーケット
東京23区のマンション供給、11月は倍増
―本社、秋商戦や晴海フラッグなど牽引
2022.01.14
不動産経済研究所がまとめた東京23区における11月の新築分譲マンション供給戸数は、前年同月比1163戸増の2096戸と2倍以上に増加した。各社の秋商戦が本格化したほか、中央区で「晴海フラッグ」の期分け販売が再開し総数が膨らんだ。 戸当たりの平均価格は237万円増の7932万円と5カ月連続で上昇したのに対し、㎡単価は16.1万円減の111.5万円と5カ月ぶりに前年同月を下回った。戸当たりの平均面積は前年同月の60.30㎡から71.16㎡に広がった。㎡単価を比...