アットホーム、若者は失敗ない住宅探し望む

 アットホームは、若年層を対象とした住まいの探し方やライフスタイルに関する調査の発表会をこのほど開催した。住まい探しで最も優先度が高かった項目は「家賃・費用関連」で32・4%。ライフスタイルでは、「あらゆる情報を調べて、失敗のない選択をしたい」という回答が「そう思う」と「どちらかと言うとそう思う」の合計で88・4%を占めた。「不動産会社の口コミ調べ」や「デジタル活用による効率化」は当たり前との回答も多く、調査では「『タイパ』などに加えて失敗したくないという実態が浮き彫りになった」とみている。

 調査は、現在住む賃貸物件で初の1人暮らしを始めて2年以内の16~20歳の男女432人に、10月17~23日の期間でインターネットにより実施。住まい探しで最優先という回答が多い項目は「家賃・費用関連」の次に、最寄り駅や駅からの距離など「立地・アクセス」が23・6%だった。立地に関する住まいからの許容範囲は、平均で「駅」まで17分、「通学、通勤」は32分、「スーパーマーケット」は12分、「コンビニ」は8分だった。14日から放映するアットホームの新CMに出演する松重豊氏と出口夏希氏が発表会に出席し、「スーパーへ買い物に行くと荷物が重くなるので住まいから7、8分が限度」と実感を語った。

2024.12.20