都、築地跡地開発の事業者を23年度決定
東京都が中央区の築地市場跡地(約19ha)で進める「築地地区まちづくり事業」は、今年秋頃に募集要項を公表し、23年度に公募型プロポーザル方式で事業予定者を決める。
敷地は、建設期間などを除いて70年間の一般定期借地権で事業者に貸し付ける。敷地南東側の隅田川周辺は、都が並行して進める防災船着場整備の対象地域で、28年度に河川部のインフラが整う。それに伴い、まちづくり事業でも待合機能やにぎわい機能など舟運利便施設の共用を29年度に始める。
まちづくり事業実施方針はこのほか、「大規模集客・交流拠点」や「国際的な交流拠点にふさわしい会議や催し物ができる機能」の整備を条件としている。
2022.04.08