
リフォーム受注高、18年以降で最高額に
― 国交省調査、件数微増で物価高影響か
国土交通省は23年度第2四半期受注分(7~9月)の建築物リフォーム・リニューアル調査報告をまとめた。受注高合計は前年同期比22・9%増の3兆6336億円となり、現在の四半期ごとの調査形式になった18年度以降で過去最高となった。受注高合計のうち、住宅は1兆1273億円(前年同期比10・8%増)。非住宅は2兆5063億円(29・3%増)。18年度以降の四半期別で住宅は上から2番目の高水準。非住宅は過去最高の受注高となった。
住宅の工事種類別では、最も多い分野である改装・改修工事が8734億円(6・8%増)に伸びたことが全体の受注高を押し上げた。次いで維持・修理工事は1916億円(22・4%増)、一部改築工事は496億円(98・4%増)、増築工事は129億円(30・5%減)だった。非住宅の工事種類別は、改装・改修工事、維持・修理工事が2兆3434億円(31・9%増)、増築工事1103億円(16・8%減)、一部改築工事526億円(74・8%増)。
受注高合計が22・9%増と大幅な伸びをみせたのに比較して、受注件数は住宅・非住宅合計で256万8144件(1・2%増)で横ばいだった。受注高の上昇について国交省は「大型の受注も含まれている可能性があるので一概には言い切れないが、今の状況は物価高の影響があり得る」とみている。
用途別、構造別では、住宅は「木造の戸建て」が5372億円(8・7%増)、「コンクリート系構造の共同住宅」が4657億円(15・6%増)の順で多い。非住宅は「コンクリート系構造の事務所」が4612億円(78・2%増)、「鉄骨造の生産施設(工場、作業場)」が2939億円(7・3%増)。
2023.12.15