東京都、都心と湾岸結ぶ地下鉄を整備へ
東京都は25日、東京駅と湾岸の有明を結ぶ地下鉄新線の建設計画を公表した。新線の計画総延長は6・1㎞で、「東京駅」のほか「新銀座」「新築地」「勝どき」「晴海」「豊洲市場」「有明・東京ビッグサイト」の計7駅(いずれも仮称)を作る。事業費やスケジュールなどは現時点で明らかにしていない。
小池百合子東京都知事が定例会見で計画を発表した。小池知事は「臨海部には大きなポテンシャルがあり、(新線は)都心と臨海をつなぐ背骨としての役割を果たす。晴海の選手村跡地やまち作りが進む築地など沿線の魅力が発揮される」と語った。都の湾岸部では東京メトロ有楽町線豊洲・住吉間(計画延長約5・2㎞)の延伸計画もある。東京メトロが江東区豊洲2丁目から住吉2丁目までの区間に新線を設ける。3年後をメドに着工し、30年代半ばの開業を目指す。
2022.12.02