住宅金融支援機構は、リバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」の24年度利用実績をまとめた。今年１月６日から新たに導入した「全期間固定金利タイプ」も含めた24年度全体の利用実績は、申請戸数１４８４戸（前年度比△８・７％）、実績戸数１２９７戸（△６・２％）、実績金額は２０７・９億円（△４・６％）となった。取扱い金融機関は88機関で前年度と変わらず。

　24年度実績のうち、変動金利タイプと固定金利期間選択タイプの合計は申請戸数１４７４戸（△９・３％）、実績戸数１２９５戸（△６・３％）、実績金額２０７・７億円（△４・７％）。25年１月６日開始の全期間固定金利タイプは３月末までで申請戸数10戸、実績戸数２戸、実績金額０・１億円。

　24年度の申込者属性の平均をみると、年齢69・５歳、年収４０３万円。所要額は３１３７万円、融資額１６６７万円、毎月支払額は４・２万円。使途は注文住宅が最も多く32・５％だった。

2025.06.06