住み続けたい街1位は「みなとみらい」
リクルートは、「SUUMO住民実感調査2024 首都圏版」の集計結果を発表した。首都圏で住み続けたい街(駅)の1位は「みなとみらい(みなとみらい線)」(前回22年調査6位)だった。住んでいる街に居住を継続する意向の実態を調査した。この形式の調査は隔年で行って2回目。2位は「馬車道(みなとみらい線)」(2位)、3位は「北参道(東京メトロ副都心線)」が入った。調査は、首都圏全駅のうち1057駅を対象に31万7222人に実施。
SUUMOリサーチセンターの笠松美香氏は「22年の調査と比べて、コロナ明けで街での活動が増えた。開発計画などがあり、新しい住民を受容できる街の評価は高い印象」と話す。1位、2位の横浜市みなとみらいエリアは新旧の街が融合した多様な魅力が強みとした。4位に「浜町(都営新宿線)」、6位に「三越前(東京メトロ銀座線)」と上位に複数が入った日本橋近辺は、交流の創出が多く参加したくなる街とした。また、家賃が値ごろで満足度の高い街には、東京市部で「谷保(南武線)」が最上位。立川や国立に出やすい利便性と多世代が活動できる特徴があるという。
2024.11.02