4月の建設受注、大口の民間発注7割増
国土交通省は、4月の「建設工事受注動態統計調査報告」をまとめた。受注高は8兆9487億円(前年同月比44.9%減)で5カ月ぶりに減少した。このうち元請受注高は5兆7981億円(15.4%増)で5カ月連続の増加。下請受注高は3兆1506億円(28.1%減)で6カ月ぶりの減少となった。元請受注高のうち、民間等からの受注高は4兆3038億円(18.9%増)で5カ月連続増。民間等からの受注のうち、1件5億円以上の規模の建築工事・建築設備工事は8599億円(67.3%増)で、前月の減少から再び増加となった。発注者別・工事種類別で多いのは不動産業の「住宅」1877億円、製造業の「工場・発電所」1535億円、不動産業の「その他の建築工事」498億円だった。
2022.06.24