都市緑地の認定制度、愛称は「ツナグ」

─国交省、脱炭素まちづくりも金融支援へ

 国土交通省は、11月運用開始の「優良緑地確保計画認定制度」の愛称を「TSUNAG(ツナグ)」に決定した。緑の持つ様々な価値を見える化することで、緑と人々・都市・社会・緑同士の「つながり」を生み出すことが目的。11月には脱炭素化を進める都市開発事業の認定制度も始まる。国交省は脱炭素まちづくりの認定に必要な具体的設備をパブリックコメントで示した。

 ツナグは、5月に成立した改正都市緑地法に基づき、まちづくりで緑地を新たに創出したり、既存緑地を維持したりする事業を、国土交通大臣が認定する制度。標語英訳の「TO SECURE URBAN NATURE AND GREENSPACE」の頭文字をつなげた。緑地の気候変動対応、生物多様性の確保、ウェルビーイングの向上などへの貢献を評価し、一定点数以上をクリアすれば認定となる。愛称決定とともに、認定された場合に現地で掲示するロゴマークのデザインも決定した。

 緑地関連では、都市再生特別措置法の改正により、「脱炭素都市再生整備事業計画認定制度」も創設され、11月施行となる。緑地創出や再生可能エネルギーの導入、エネルギーの効率的利用を行う都市開発を認定し、民間都市開発推進機構が金融支援を行う制度だ。

 国交省は、金融支援の対象となる具体的な設備は「植物の生育状況等の情報を集約し効率的に管理するためのシステム、コージェネレーション設備等」とする。また、事業区域内の緑地面積割合は「10%以上」(ツナグと同じ緑地面積基準)とする。これらはこのほど開始されたパブリックコメントで、同法施行令・施行規則の改正案として示している。

2024.10.02