23年度住宅ローン、新規貸出20・9兆円

 住宅金融支援機構は、23年度の住宅ローンの新規貸出額は前年度比0・8%増の20兆8982億円と発表した。8年連続で20兆円台で推移している。

「業態別の住宅ローン新規貸出額及び貸出残高に関する調査」の結果をまとめた。新規貸出額を業態別でみると、最も多いのは国内銀行の16・3兆円。次いで、信用金庫1・6兆円、労働金庫1・4兆円、住宅金融支援機構(フラット35買取型)0・9兆円。

 個人向け住宅ローンの貸出残高は、23年度末で前年度比2・5%増の221兆3717億円。増加は14年連続。業態別では、国内銀行147兆円、その他24兆円、住宅金融支援機構(フラット35買取型)18・5兆円、信用金庫17・8兆円、労働金庫13・8兆円。

2024.08.23