投資住宅市場
国交省、住宅ローン減税の効果を検証
─EBPM重視、25年夏にロジック明確化
2024.09.27
国土交通省は、住宅税制の効果検証を進めるため、「住宅税制のEBPMに関する有識者会議」(座長=清水千弘・一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部教授)を立ち上げた。政府は証拠に基づく政策立案(EBPM)を重視しており、...
投資住宅市場
投資住宅市場
国交省、住宅ローン減税の効果を検証
─EBPM重視、25年夏にロジック明確化
2024.09.27
国土交通省は、住宅税制の効果検証を進めるため、「住宅税制のEBPMに関する有識者会議」(座長=清水千弘・一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部教授)を立ち上げた。政府は証拠に基づく政策立案(EBPM)を重視しており、...
投資住宅市場
住宅ローン減税、特例の1年延長を要望
─国交省、新築の床面積要件「40㎡」も
2024.08.30
国土交通省は、子育て世帯と若者夫婦世帯に対する住宅ローン減税の優遇特例を1年間延長するよう、月内に公表する25年度税制改正要望に盛り込む。24年度税制改正で、子育て・若者夫婦世帯に限り、...
投資住宅市場
国空き家管理・対策コスト推計ツール発表
─国総研、複数シナリオで10年の費用示す
2024.08.30
国土技術政策総合研究所は、「空き家管理・対策に関する効果・コスト推計ツール」を公開した。空き家を持っているとかかるコストを推計する「所有者向け」と、空き家対策を検討・立案するための「市町村向け」の2種類。...
投資住宅市場
空家等管理活用支援法人、23法人指定
―国交省、管理不全空家等の勧告はゼロ
2024.06.28
国土交通省は、23年度の空家対策特別措置法(空家法)の施行状況調査をまとめた。23年12月13日施行の改正で登場した、空き家の法律上の新区分「管理不全空家等」は、24年3月末時点で1091件の「指導」が実施された。...
投資住宅市場
東京圏の若者世代、地方移住に高い関心
―首都圏白書、懸念は「仕事や収入」首位
2024.06.28
政府は24年度版「首都圏白書(23年度首都圏整備に関する年次報告)」を公表した。首都圏の人口状況は、総人口は75年以降増加が続いていたものの、20年の4450万人をピークに減少に転じ、以降減少傾向が続いている。...
投資住宅市場
都、ゼロエミ住宅普及へ250億円計上
―24年度予算案、太陽光発電関連も拡大
2024.02.02
東京都が公表した24年度一般会計当初予算案は、前年度比5・1%増の8兆4530億円となった。脱炭素では省エネ性能の高い...
不動産投資マーケット
首都圏6カ月連続下落も都心は上昇続く
―東京カンテイ、8月の中古マンション価格を調査
2023.9.29
東京カンテイは、8月の中古マンション売り出し希望価格(70㎡換算)をまとめた。首都圏の平均価格は4777万円(前年同月比0・4%増)で、前月の4805万円からは下落した。前月比での下落は6カ月連続。...
不動産投資マーケット
上昇地点の割合、コロナ前比で大幅増
―東京の住宅地、中野周辺が軒並み上昇
2023.9.29
5月8日のコロナ5類移行からの経済正常化を受け、23年都道府県地価調査(7月1日時点、調査地点2万1381地点)は、地価の回復が全国的に進んだ結果となった。上昇・横ばい・下落の地点割合(表)をみると、...
投資住宅市場
地価LOOK、3四半期連続で下落ゼロ
─国交省、住宅地上昇・東京の商業横ばい
2023.9.1
国土交通省は、23年第2四半期(23年4月1日~7月1日)の地価の先行動向「地価LOOKレポート」を公表した。全国の主要80地区のうち、上昇は74地区(前回73)、横ばい6地区(7)、...
投資信託市場
民泊管理に新たな「登録実務講習」創設
─不動産関連の実務経験や資格は不問に
2023.7.28
住宅宿泊管理業(民泊管理業)の担い手拡大を目指し、新たな「登録実務講習制度」が創設された。合計27時間の講習を受け修了試験に通れば、不動産関連の資格や実務経験がなくても民泊管理業者として登録できるようになった...
投資住宅市場
プラトーと不動産ID、500都市連携
―国交省、27年度までにマッチング進める
2023.4.28
国土交通省は、建築BIM、3D都市モデル「PLATEAU(プラトー)」、不動産IDを一体的に進める「建築・都市のDX」を強力に推進する方針だ。3政策は、デジタル田園都市国家構想の実現や、...
投資住宅市場
社整審・不動産部会を3年ぶりに開催
―国交省、議題はインスペクション見直し
2023.3.31
国土交通省は、社会資本整備審議会の産業分科会不動産部会(部会長=中城康彦・明海大学不動産学部長)を開く。開催は約3年ぶりで、テーマは制度導入から間もなく5年を迎える宅地建物取引業法の建物状況調査(インスペクション)の...
投資住宅市場
インボイス、転売と賃貸で取扱いに違い
―国交省、本省と地整局に業種別相談窓口
2023.3.24
消費税の仕入税額控除に関わるインボイス制度(適格請求書等保存方式)は、不動産業界の各所に影響する。例えば、不動産業者が消費税課税事業者ではない個人から建物を取得して活用する場合、転売か賃貸かで取扱いが分かれるため...
投資信託市場
2022年都道府県地価調査・全用途平均は3年ぶり上昇の+0・3%―国交省、全国の住宅地が31年ぶりに上昇
2022.09.30
国土交通省は20日、22年7月1日時点の都道府県地価調査(基準地価)の結果を発表した(表1)。全用途平均は+0・3%で、3年ぶりに...
投資信託市場
2022年都道府県地価調査・商業地、観光地回復するもオフィス弱含み
2022.09.30
コロナ禍による人流減少の影響を強く受けていた商業地も回復傾向がみられた。全国的には上昇率上位を新球場整備の進む北海道・北広島市や札幌周辺市が...
投資住宅市場
ゆうちょ銀行が新規業務の認可を取得
投資一任契約媒介で資産運用サービスを拡大
2022.04.28
金融庁は3月29日、ゆうちょ銀行における投資一任契約の締結の媒介業務を認可した。これにより、ゆうちょ銀行は、投資運用業者である証券会社などの商品を...
投資住宅市場
Jリート向け融資残高、前年比3.96%増の8兆8496億円
トップは三菱UFJ銀の1兆7003.79億円、21法人向けに融資増
2022.04.28
4月初旬時点の「リート融資(直近)データ」によると、Jリートに融資実績のあるレンダーの総数は、前年同月と3機関減の88機関。融資残高の総額は、前回から...
投資住宅市場
2022年は不動産取得、売却とも前年より増加
―CBRE調査、不動産ファンドが市場をけん引
2022.04.01
CBREがまとめた投資家意識調査によると、2022年の取得額が「昨年より増加する見込み」と回答した日本の投資家の割合は54%。1年前の調査結果に比べて10ポイント増加し、売却についても「昨年より増加」と回答した投資家の比率が上昇していることがわかった。また、日本の投資家は引き続き...
投資住宅市場
不動産投資市場はコロナ前と変わらない
2022.01.28
日本不動産研究所は、コロナ禍と不動産投資市場の変化等について、不動産投資家の認識を調査したアンケート結果をまとめた。21年10月1日時点。現在の不動産投資市場について、新型コロナ感染症の発生前と比較して、「変わらない」とする回答が全体の40%を占めたが、一方「現在の方が、活況だ」とする回答も一定数あった。不動産投資市場の今後の成長ファクターについては「市場参加者の多様化」が最も多く、ついで「投資アセットの多様化」「D X」が続いた。市場のリスク要因は「賃料の伸び悩み」が最も多かった。...
投資住宅市場
貸金利息、三井住友銀が4462.18億円でトップ
―総額5.85%減の3.15兆円、増加機関増も額は微増
2022.01.28
国内金融機関111機関(都銀4、信託4、生保15、損保1、地銀75、その他12)の2021年9月期業績によると、111期間の貸出金利息収入は総額3兆1519.12億円で、前年同期から5.85%(1957.71億円)減となった。上位機関はほぼ減収し、全体の増収機関は前年同期の29機関から41機関に増えているものの、増収額は微増だった。 計上額トップは三井住友銀の4462.18億円(前年同期比9.68%減)。第二位は三菱U F J銀(3888.29億円、18.92%減)で、これにみずほ銀(3724.20億円。13.64%減)、三井住友信託銀(1202億円、8.24%減...
投資住宅市場
全116機関の経常損益総額は52.82%増の2兆5989億円
トップは日本生命、上位9機関はすべて2ケタ増以上
2021.12.03
2022年3月期第1四半期の経常利益を開示した機関のデータによると、経常損益の総額は、...
投資住宅市場
私募ファンド市場は23.4兆円に拡大
~三井住友トラスト基礎研の調査から~
2021.10.29
三井住友トラスト基礎研究所がまとめた調査によると、2021年6月末時点の不動産私募ファンド市場規模(運用資産額ベース)は推計23.4兆円だった。前回調査の2020年12月末時点と比べ約9000億円増加し、増加ペースは前回調査時と比べてやや減速したものの、新型コロナウイルス感染症拡大の環境下においても国内不動産私募ファンドの市場規模の拡大が継続している。投資家の投資意欲については「変化はない」が依然として7割超ながら、「低くなってきている」が2%まで低下。また、2021年上半期に物件取得を行ったとする回答割合は72.5%と過去最大となった。同時期に物件売却を行ったとする回答割合も過半を占め、コロ...
投資住宅市場
力強い経済回復を後押しする
―金融庁が2021事務年度金融行政方針を発表
2021.10.01
金融庁は「2021事務年度金融行政方針」をまとめた。長期化している新型コロナウイルス感染症の影響を、金融仲介機能を発揮することで支えぬく方針を行政として示した。さらに、ポストコロナを見据え、金融機関等による事業者の経営改善·事業再生·事業転換等を促すとともに、国内外の資金の好循環を実現する金融システム構築を目指す。また、「金融育成庁」として組織の力を高めていくため、データ分析の高度化等を通じたモニタリング能力の向上、専門人材の育成などを行っていく。 金融庁は、ワクチン接種の進捗等により経済活動が徐々に活性化していく見通しはあるものの、地域·業種の特性...
投資住宅市場
J投資は大和証券Gが20万298口でトップ
総投資口数は4.84%増、投資口減は13機関
2021.09.02
上場リート62法人が開示した主要投資主データ(2021年5月末時点)によると、各リートの上位投資主に金融機関計42社が入った。42金融機関の集計範囲内(以下同)の保有投資数は合計88万3223口(簿価50万円換算、以下同)で、前年同期(2020年5月末時点)より11.51%(9万1188口)増加した。投資口を減らしたのは計13機関、倍増超は3機関あった。ただし、これらは金融機関単独による自己勘定分であり、小口投資金融機関と自己勘定投資以外を合わせた総保有投資...
投資住宅市場
みずほFGがJR東日本の不動産AM事業に参画
2021.07.02
みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が4月28日に設立したJR東日本不動産投資顧問へ出資を行い、新会社の不動産AM事業をグループ一体で支援していくと発表した。...
投資住宅市場
不動産業向け貸出残高3.39%増の83.91兆円
トップは三菱UFJ銀、不動産シェアは13.88%
2021.07.02
金融機関96機関(都銀4行、信託3行、生保9社、地銀75行、その他5機関)の2021年3月期業績によると、不動産業向け貸出金の期末残高(以下、不動産向け残高)は総額83兆9119.57億円(前年同期比2兆7542.81億円増、3.39%増)。総貸出残高(604兆5798.72億円)に占める不動産業向け貸出割合(以下、不動産シェア)は13.88%で0.16Pアップした。...
投資住宅市場
私募ファンド市場は22.5兆円に拡大
~三井住友トラスト基礎研の調査から~
2021.05.28
三井住友トラスト基礎研究所がまとめた調査によると、2020年12月末時点の不動産私募ファンド市場規模(運用資産額ベース)は推計22.5兆円だった。前回調査の2020年6月末時点と比べ約1.4兆円増加し、前回調査に続き過去最高額を更新した。市場規模の増加ペースも前回と比べてやや加速しており、新型コロナウイルス感染症拡大の環境下においても国内不動産私募ファンドの市場規模の拡大が継続している。投資家の投資意欲については「変化が無い」が依然として過半を占めるものの、「高くなってきている」が...
投資住宅市場
脱炭素目指し、金融市場の指針を取りまとめへ
~金融庁が第6回有識者会議を開催
2021.05.28
金融庁は4月22日、第6回サステナブルファイナンス有識者会議を開催し、これまで議論された内容について論点整理を行った。6月中には報告書として取りまとめる考えだ。 有識者会議は、全国銀行協会や経団連、保険業界、学識者が参加。幅広くESGの課題をカバーするフレームで議論を行いつつ、当面の最重要課題は、2050年カーボンニュートラル実現を支える金融メカニズムの検討に置いている。 報告書取りまとめに向けた議論となった今会議では...
投資住宅市場
機関投資家は不動産投資意欲が過去5年で最多
三井住友トラスト基礎研の調査結果から
2021.04.28
三井住友トラスト基礎研究所は、「不動産投資に関する調査 2020年」と題した調査結果をまとめた。今回は定例の質問項目に加えて、新型コロナウイルス感染症拡大により投資方針がどう変化しているかを各投資家層に質問した。感染症拡大前と比較して「変化があった」と回答した割合は、不動産投資において年金基金が26%、機関投資家が38%、インフラ投資において同13%、20%であり、いずれの投資においても「変化がなかった」回答が大きく上回った。今後の不動産投資...
投資住宅市場
Jリート向け融資残高、前年比5.07%増の8兆5089億円
トップは三菱UFJ銀の1兆6892.59億円、23法人向けに融資増
2021.04.28
4月初旬時点の「リート融資(直近)データ」によると、Jリートに融資実績のあるレンダーの総数は、前年同月と同じ91機関。融資残高の総額は、前回から4104.77億円増となる計8兆5089.48億円で5.07%増加した。融資額を減らした金融機関は1機関減り25機関だった。 リート向け融資残高のトップは、三菱UFJ銀行の1兆6892.59億円(322.00億円増)。同銀は、産業ファンド(IIF)向けを77億円、ラサールロジポート(LLR)向けを75.77億円、大和証券リビング(DLI)向けを73.73億円、日本リート向けを68.17億円など計23法人向けの融資残高を増やした。第2位は三井住友銀行の...
投資住宅市場
HMPが都内の介護施設をフォワードコミットで取得
2021.04.026
ヘルスケアマネジメントパートナーズ(HMP)は、東京・江戸川区の介護施設「アズハイム一之江」をフォワードコミットメントで取得した。取得金額は20億円強と見られる。取得先は大和ハウス工業で、開発中の9月に売買契約を結び、2021年1月に決済・引渡しを受けた。オペレーターは、首都圏で20施設の運営実績を持つアズパートナーズ。HMPおよびアズパートナーズの実績が評価され、取得資金の約8割については、HMPが組成する合同...
投資住宅市場
業務粗利トップは三菱UFJ銀行の1兆2026億円
粗利総額横ばいの8.1兆円、増益機関は34機関
2021.04.026
今期(2021年3月期)第3四半期の各金融機関の業務粗利益データによると(開示全87行)、三菱UFJ銀行が1兆2026.56億円(前年同期比0.31%増)で引続きトップを守った。以下、三井住友銀行の1兆753.73億円(0.79%増)、ゆうちょ銀の1兆414.56億円(2.49%増)が続く。4位のみずほ銀行は9948億円(4.59%増)、5位の三井住友信託銀行は3449.80億円(2.44%減)だった。開示全87行の業務粗利総額は8兆1742.10億円(0.03%減)とほぼ横ばいだ...
投資住宅市場
経済と環境の好循環へ金融市場の枠組み作り
~金融庁がサステナブルファイナンス有識者会議
2021.02.26
金融庁は1月、サステナブルファイナンス市場の拡大と脱炭素社会の実現に向けて、金融機関や金融市場が担う役割と機能を検討するため、サステナブルファイナンス有識者会議を設置した。政府が2050年カーボンニュートラルを打ち出し、すでに、脱炭素に向け動き出している企業は多く、環境関連の投資市場は拡大している。だが、目標達成には、今後一層の経済と環境の好循環を生み出していくことが不可欠。そのため、環境関連を含むサステナブルファイナンスとしての市場...
投資住宅市場
J投資は大和証券グループが38万7151口でトップ
総投資口数は213万6031口、前年比69.59%増
2021.02.26
上場リート法人が開示した主要投資主データ(2020年11月末時点)によると、各リートの上位投資主に金融機関計40社が入った。43金融機関の集計範囲内(以下同)の保有投資数は合計160万1848口(簿価50万円換算、以下同)で、前年同期(2019年11月末時点)より118.32%(86万8150口)増加した。ただし、これらは金融機関単独による自己勘定分であり、小口投資金融機関と自己勘定投資以外を合わせた総保有投資口数は213万6031口(69.59%増、87万6533口増)だった。金融機関別の保有投資口トップは、大和...