不動産投資マーケット

18年度の証券化の取得資産は4.7兆円
―国交省調査、用途別ではオフィス最多
国土交通省は、18年度の「不動産証券化の実態調査」をまとめた。18年度に不動産証券化の対象として取得された不動産・信託受益権の資産額の合計は、約4.7兆円となった。譲渡した資産額は約4.1兆円。取得と譲渡の差の0.6兆円、市場規模が拡大した。 取得資産をスキーム別にみると、リート(私募リート含む)は実物0.25兆円、信託受益権1.76兆円。不動産特定共同事業(FTK)は実物0.09兆円で、リート・FTKの取得資産合計は2.10兆円。その他私募...