CSR活動
Corporate Social Responsibility
カーボン・オフセットの導入
環境ステーションでは、本社ビル使用時における電力消費、および社用車の運行に際し消費されたガソリンを起源とする二酸化炭素の排出量を算定し、カーボン・オフセットを行っております。
カーボン・オフセットとは
日常生活や経済活動において避けることのできない二酸化炭素(CO2)等の温室効果ガス排出の削減努力を行い、日常的に排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った削減・吸収活動に投資することにより、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方です。この考え方は、SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」に加え、再生可能エネルギー普及にも大きくかかわることから、目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を達成するうえでも重要視されています。
カーボン・オフセットの仕組み
環境省では、カーボン・オフセットを次の3ステップで実施するとしています。
- 1. 知る:CO2排出量を算定する
- 2. 減らす:CO2の削減努力を行う
- 3. オフセット:削減しきれないCO2を温室効果ガス削減・吸収の取り組みに資金提供することで埋め合わせる
また、直接目にしたり手に触れたりすることができない事柄なことから、カーボン・オフセットに用いる温室効果ガスの排出削減量・吸収量を信頼性のあるものとするため、国内の排出削減活動や森林整備によって生じた排出削減・吸収量を認定する「オフセット・クレジット(J-VER)制度」を2008年11月に創設し、2013年度からはJ-VER制度及び、国内クレジット制度が発展的に統合した“J-クレジット制度”が開始しました。
J-クレジット制度
環境省、経済産業省、農林水産省が運営するベースライン&クレジット制度であり、省エネ・再エネ設備の導入や森林管理等による温室効果ガスの排出削減・吸収量を国が認証する制度です。省エネ・低炭素投資等を促進し、クレジットの活用による国内での資金循環を促すことで、環境と経済の両立を目指しています。