三井、晴海フラッグのツインタワー竣工

 三井不動産レジデンシャルら10社が開発した東京・中央区の大規模マンション「晴海フラッグ」(総分譲戸数4145戸)の目玉となる50階建てのツインタワー「スカイデュオ」(合計1455戸)がこのほど竣工し、入居者への引き渡しが始まった。東京湾岸の約13haの土地に賃貸住宅も含めると5632戸の住宅、商業施設、保育施設、介護住宅などを整備。最後の開発となる二つのタワーが竣工し、約1・2万人もの人々が暮らす合計24棟の施設群が出そろった。

 ツインタワー「スカイデュオ」は4つの街区の中心に位置する。両棟のモデルルームは23年4月に開設されたが、その時点で事前のエントリー件数が1万500件、来場予約が2800件を超えるなど大きな反響があった。1期1次販売分573戸の登録総数は8790件で平均倍率は15・3倍だった。最上階の最高額住戸の最高倍率は142倍にもなった。

2025.09.26