森トラ、「東京エディション銀座」竣工

 森トラストが開発を進めてきた東京・銀座のラグジュアリーライフスタイルホテル「東京エディション銀座」(東京・中央区、86室)が7日、竣工した。マリオット・インターナショナルの最高級グレードのホテルブランド。開業は22年前半を予定している。

 同ブランドのホテルは、大規模複合開発の「東京ワールドゲート」(東京・港区)内に昨年10月開業した「東京エディション虎ノ門」に続き、国内では2カ所目となる。流行を発信する「トレンドセッター」や富裕層など世界の旅行者を呼び込むランドマークを目指すとしている。建物の規模は地上14階地下1階建て、延床面積7654㎡。レストランやロビーバー、ルーフトップバー、フィットネスを備える。経営はMT&Mホテルマネジメント、運営はマリオット。設計は隈研吾建築都市設計事務所・安藤ハザマ設計JV、施工は安藤ハザマが手掛けた。同社は「アフターコロナにおける国内外の観光需要復活を見据え、日本各地の観光地にグローバルスタンダードな滞在施設を整備することで、地域経済の振興や観光産業の再生に貢献していく」としている。

2021.07.16