
三鬼、都心オフィス空室率5%台続く
三鬼商事がまとめた4月末時点のオフィスビル需給動向によると、東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の平均空室率は前月比0.23㌽増の5.65%と3カ月連続で5%台に乗った。大区画の募集や解約が相次ぎ、5区全体の空室は1カ月で約1.8万坪増えた。坪当たりの月額賃料は2万1415円で昨年4月に比べ1405円下がった。
新旧別の空室率は新築が前月比0.05%㌽減の7.30%、既存が0.24㌽増の5.62%と新築ビルの空室率が高い。4月に新築ビル1棟が満室で竣工し、既存ビルに解約などが増えわずかに上下した。区ごとの需給では渋谷区を除く4区の賃料が前月実績を下回った。港区の空室率が最も高く、0.08㌽増の7.38%と5区で唯一の7%台。次点以下は新宿区が0.31㌽増の5.64%、渋谷区が0.17㌽減の5.32%など。渋谷区の賃料は2万3327円と5区で最も高いが、前年同月比2204円減と、この1年間の下落幅が最大になっている。
2021.05.21