国交省、1月の住宅着工は5.8万戸

―マンションは3割増の8775戸に

 国土交通省は2月26日、1月の「建築着工統計調査報告」を公表した。新設住宅着工戸数は5万8448戸(前年同月比3・1%減)で、19カ月連続の減少となった。新設住宅着工床面積は、482.5万㎡(0.1%増)で18カ月ぶりに増加した。季節調整済み年率換算値は80万1000戸(前月比2.2%増)で前月の減少から再び増加した。

 分譲住宅は1万9089戸(前年同月比6.9%増)で15カ月ぶりに増加に転じた。マンションが8775戸(29.3%増)の大幅増となり、分譲全体を押し上げた。大規模案件が集中したのが神奈川県で、1518戸(454.0%増)と、特に大きく伸びた。マンションは首都圏5177戸(68.9%増)、近畿圏1425戸(13.5%減)、中部圏552戸(21.9%減)。分譲マンションの増加について、国交省がデベロッパーへのヒアリングを行ったところ、「以前から計画があったものが予定通り着工された」との回答だった。一戸建ては1万213戸(6.1%減)で14カ月連続で減少した。

 持家は1万9200戸(6.4%増)で3カ月連続の増加。うち民間資金の持家は1万7147戸(7.3%増)。貸家は1万9794戸(18.0%減)で29カ月連続減少。うち民間資金の貸家は1万8048戸(15.4%減)で44カ月連続の減少となった。

 民間非居住建築物の着工床面積は299万㎡(13.4%増)で4カ月ぶりの増加となった。民間非居住用の主な用途別では、不動産業用46万㎡(133.8%増)、卸売業・小売業用30万㎡(31.0%増)などの増加割合が高かった。

2020.03.05