三井不、日本橋で宇宙ビジネス創出加速

―JAXAと連携、マッチング機会提供

 三井不動産は、東京・日本橋エリアで進めている宇宙ビジネスの創出促進を一段と加速させる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携・協力し、ビジネスマッチングの機会を提供することで宇宙産業の裾野を広げる。マッチングの第1弾として、アメリカ航空宇宙局(NASA)エイムズ研究センターとともにマッチングイベントなどを米カリフォルニア州や日本橋で年間を通じて開催する。 三井不動産は、宇宙ビジネスの拠点となる「X-NIHONBASHI(クロス・ニホンバシ) TOWER」を昨年12月に日本橋三井タワーに開設するなど「場」の提供に取り組んできた。今後はJAXAとともに、宇宙ビジネスの創出を目指す企業などに対して、事業化の促進につながる「機会」を提供していく。

 具体的な活動内容は①マッチング機会の提供②アクセラレーションと実証機会の提供③ベンチャー支援共創─の三つ。マッチングでは、日本企業と海外企業との連携や、非宇宙関連領域の企業の参入などを促進。21年には、米コロラド州で開催される世界最大級の宇宙ビジネス商談会(8月)に合わせ、NASAエイムズ研究センターの拠点(カリフォルニア州)でJAXAとともに日米企業間のリアルマッチングイベントを開催するほか、その前後で日本橋でもイベントを実施する。 事業のアイデアを持つ企業の社会実装に向けた取り組みを支援するため、実証の機会も提供。ベンチャー支援では三井不動産のベンチャー共創事業「31VENTURES」のノウハウを活かすほか、JAXAによる民間企業への技術的支援活動などを連動させる。

2020.02.19