業務粗利トップは三菱UFJ銀行の1兆1989億円

粗利総額2.09%増の8.1兆円、増益機関は56に倍増

今期(2020年3月期)第3四半期の各金融機関の業務粗利益データによると(開示全87行)、三菱UFJ銀行が1兆1989.08億円(前年同期比0.16%増)で引続きトップを守った。以下、三井住友銀行の1兆669.33億円(3.99%増)、ゆうちょ銀の1兆161.33億円(0.38%減)が続く。4位のみずほ銀行は9511億円(4.02%増)、5位の三井住友信託銀行は3433.54億円(2.28%減)だった。開示全88行の業務粗利総額は8兆1766.44億円(2.09%増)だった。上位10機関のうち増益は6機関、全体で見ても、前年同期比で増益したのは56機関で25機関から倍増した。

上位10行の粗利益の内訳を見ると、主力の資金利益はゆうちょ銀が7526.85億円(5.43%減)で最大。以下は三井住友銀行の6521.81億円(6.33%減)、三菱UFJ銀行の6149.60億円(21.57%減)、みずほ銀行の4791億円(5.22%減)、りそな銀行の1686.94億円(0.41%減)など。

粗利益に占める資金利益シェアは、全体9位の千葉銀行の82.09%がトップ。これに10位・静岡銀行(80.25%)、8位・横浜銀行(75.71%)が続く。他に70%台が1行、60%台が2行、50%台が2行、30%台が1行、20%台が1行。役務取引利益(証券投資手数料、個人向け投信・年金保険販売手数料など)の計上額トップは三菱UFJ銀行の3151.61億円(6.86%減)。また、粗利益に占める役務利益シェアのトップは4位・みずほ銀行の29.04%。債券などの売買損益を示す「その他業務利益」の計上額は三菱UFJ銀行が2435.57億円(20.31%増)でトップ。

11位以下で粗利益を大きく伸ばした金融機関は、12位・みずほ信託銀行(944億円、118億円増)、14位・常陽銀行(850.62億円、101.11億円増)、18位・あおぞら銀行(697.14億円、113.34億円増)、34位・南都銀行(419.99億円、77.12億円増)など。 もっとも減益幅が大きかったのは、53位の山梨中央銀行(249.21億円、56.16億円減)、次いで16位の西日本シティ銀行(714.26億円、45.63億円減)、17位の関西みらい銀行(712.39億円、40億円減)だった。

2020.04.03