最低限必要な広さは「20㎡以下」が過半

―アットホーム、単身者の住まい条件調査

 アットホームは、全国で1人暮らしをしている20歳代の社会人男女を対象に、1人暮らしの社会人が幸せに暮らすために必要な住まいの条件をこのほど調査した。最低限必要な間取りは「1K」が最も多く、広さは半数以上が「20㎡以下」と回答した。入居時の築年数は現在の住まいが平均14.4年、最低限許容できるのは平均18.6年となった。  最低限必要な間取りは「1K」が40.6%と最も多く、「1DK」が21.5%、「1LDK」が20.5%と続いた。延床面積は「15㎡以下」が26.9%と最も多く、次いで「20㎡以下」が26.5%、「25㎡以下」が15.7%、「30㎡以下」が15.3%となり、家の広さは幸せな生活の必須条件ではないと分析した。入居時の築年数について、最低限許容の分布をみると「20年以内」が33.6%と最も多く、次いで「10年以内」25.7%、「30年以内」21.3%など。築浅(5年以内)しか許容できない人は11.5%にとどまった。

 最寄り駅までの徒歩分数は、現在住まいが平均13.3分、最低限許容は平均13.9分となった。最低限許容の分布は「10分以内」が40.8%、「15分以内」が21.3%、「5分以内」が13.8%など。片道の通勤時間は、現在住まいが平均31.4分、最低限許容は平均38.0分となった。最低限許容の分布は「60分以内」31.1%、「30分以内」28.6%、「20分以内」16.3%など。意外となくても暮らせる家具は「テレビ」がトップだった。ミニマリストであるかの質問では24.4%が、ミニマリストになりたいかでは38.9%が「はい」と答えた。調査は3月19~21日にインターネットで実施。回答数は414名(男女半々)。

2020.07.10