晴海フラッグ、五輪延期で販売再開未定

 三井不動産レジデンシャルなど10社が手掛ける東京・中央区の五輪選手村マンションプロジェクト「HARUMI FLAG」(晴海フラッグ、総分譲戸数4145戸)は、東京五輪・パラリンピックの1年延期を受け、販売再開の時期が未定となっている。当初の予定では23年3月の引き渡し予定だったが、竣工時期や引き渡し時期は建設業者と詰め直す必要があり現時点では「未定」(三井不動産)となっているため。新型コロナウイルス感染症に伴う五輪の延期で販売現場も大きな影響を受けている。

 先般、東京都から事業者側に、来年の東京五輪で引き続き選手村として活用する旨の連絡が正式にあったという。これを受け、販売センターが先週末からマンションの契約者への説明を進めている。晴海フラッグはこれまでに940戸を供給している。

2020.07.03