
国交省、証券化による遊休不再生を支援
国土交通省は、不動産特定共同事業(FTK)などの不動産証券化手法を活用した遊休不動産の再生で、地方創生に資する取り組みを支援する。このほど支援先として「茅葺き再生ファンドfrom美山プロジェクト」と「兵庫県空き家活用ファンドグループ」が採択された。
「茅葺き再生」は、京都府南丹市美山町で、小規模不動産特定共同事業としてクラウドファンディング(CF)を活用し、茅葺きの古民家を宿泊施設に再生するもの。「兵庫県空き家活用」は、県内の空き家をCFなどにより再生・活用する。県が複数の県内宅建業者と連携して、対象不動産の追加取得可能なスキームとし、小規模不動産特定共同事業により継続的に空き家の取得、改修、賃貸・売却を行う。
2019.09.27