UR、日比谷線新駅を360億円で整備)

 都市再生機構(UR)は、東京・港区の東京メトロ日比谷線の新駅「虎ノ門ヒルズ駅」を総事業費約360億円で整備する。開業は20年夏、7月のオリンピック開催前を予定している。

 同駅(港区虎ノ門1)は、森ビルの「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー」と一体的に開発を進め、国道1号沿いに新駅として開設する。「虎ノ門ヒルズ」とも直結するほか、約450mの連絡通路で、銀座線・虎ノ門駅とも接続する。開業時は、地下1階にホームと改札を設置し、虎ノ門駅との連絡通路も利用可能となり、その後は周辺の再開発計画の進捗に合わせて地下空間を広場として活用し、店舗なども整備して地下2階に改札を移設し、隣接ビルと接続する予定。虎ノ門を国際的なビジネス・交流拠点として交通結節機能の強化を目指していく。現在の工事の進捗状況は、「土木工事については約80%。設備工事がこれから」(担当者)として、開業予定に合わせて工事を進める。

2019.09.06