
首都圏の分譲マンション賃料が高値更新
東京カンテイがまとめた7月の三大都市圏・主要都市別の分譲マンション賃料によると、首都圏の1㎡当たりの月額賃料は、前月比0.6%増の2933円となり、09年の調査開始以来の最高値を更新した。強含みとなった東京都が全体を牽引した。
都県別では東京都が3510円(0.7%増)、埼玉県が1676円(0.7%増)と上昇した一方、神奈川県が2156円(0.8%減)、千葉県1614円(0.5%減)と下落した。主要都市では東京23区が0.8%増の3679円となり、年初以来の上昇基調を維持。横浜市は0.1%減の2262円とわずかに弱含んだが、高水準での推移を維持している。近畿圏は主要エリアがともに上昇し、1.1%増の1905円となった。大阪府は2157円(1.4%増)、兵庫県1675円(1.0%増)。大阪市は横ばいの2474円で、4月以降高水準の安定推移が続く。中部圏は1.2%減の1756円と下落し、愛知県は1802円(1.3%減)だった。
2019.08.23