6月の大手建設受注、3カ月連続減

 国土交通省がまとめた建設大手50社の6月の「建設工事受注動態統計調査」によると、受注総額は1兆1907億円(前年同月比4.2%減)で、3カ月連続で減少した。民間工事が減少し、公共工事は増加した。国内計は1兆1715億円(0.1%増)で3カ月ぶりの増加。民間工事は8683億円(4.7%減)で3カ月連続の減少となった。発注者別では金融業、保険業、非製造業その他、卸売業、小売業などが減少し、製造業、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業は増加している。公共工事は2583億円(23.0%増)で3カ月ぶりに増加。海外工事は193億円(73.4%減)で、前月は増加だったが再び減少となった。

2019.08.16