
住宅の不動産価格指数、55カ月連続上昇
―国交省、商業用不動産総合は再び下落
国土交通省は、10年の平均を100とした場合の不動産価格指数(住宅=6月分速報値、商業用不動産=19年第2四半期分の最新データ反映値)を発表した。6月の全国の住宅総合は113.6(前年同月比+1.5%)で、55カ月連続で前年同月を上回った。 全国の住宅地は101.1(+0.3%)、戸建て住宅は101.7(△0.9%)、区分所有マンションは145.5(+2.5%)だった。区分所有マンションは前年同月比では上昇したが、前月比では1.5㌽下落した。
都市圏別では、南関東圏は住宅総合116.3(+1.4%)、住宅地103.1(△1.3%)、戸建て100.9(△3.1%)、マンション141.5(+3.8%)。名古屋圏は住宅総合108.2(+1.2%)、住宅地95.1(△6.0%)、戸建て105.4(+4.7%)、マンション148.9(△0.2%)。京阪神圏は住宅総合116.8(+0.3%)、住宅地109.3(△3.9%)、戸建て100.9(△1.1%)、マンション148.9(+0.3%)。マンションの指数が最も高いエリアは東北地方で195.6(+7.7%)。
商業用不動産の全国総合は121.9(前年同期比△1.1%)。前月は前年同期比で上昇したが、再び下落に転じた。建物付土地総合は134.3(+2.4%)、土地総合は102.7(△0.5%)。店舗145.2(+7.1%)、オフィス153.2(+14.9%)、倉庫105.0(△17.4%)、工場111.7(+6.1%)、マンション・アパート(一棟)131.9(△1.9%)。
2019.11.1