賃貸管理協、国家資格化へ国交省と連携

 賃貸不動産経営管理士協議会(会長=原嶋和利・全日本不動産協会理事長)はこのほど、東京・千代田区の東海大学校友会館で定時総会を開催した。原嶋会長は総会後の懇親会挨拶で「11月の賃貸不動産経営管理士の試験には2万5000人を超える申し込みがあり、過去最高となった」と報告し、「賃貸管理業への関心は高まっており、構成3団体挙げて、賃貸管理の法制化と賃貸不動産経営管理士の国家資格化に向けて国土交通省と連携していきたい」と語った。総会では、18年度事業報告のほか、19年度事業計画として引き続き資格の国家資格化に向けた法制化の推進や国家資格化を想定した体制構築、同協議会の公益法人化への取り組みなどを進めていく。

2019.11.1