8月の建設工事受注高、6.5%減

 国土交通省は、8月の「建設工事受注動態統計調査報告」を公表した。受注高は6兆3254億円(前年同月比6.5%減)で、前月の増加から再び減少に転じた。このうち元請受注高は4兆862億円(10.4%減)、下請受注高は2兆2392億円(1.5%増)で8カ月連続の増加。元請受注高のうち、民間等からの受注高は2兆6995億円(16.2%減)で5カ月連続で減少した。民間等からの受注工事のうち、1件5億円以上の建築工事・建築設備工事の受注額は4971億円(21.8%減)。発注者別・工事種類別で受注工事額が多いのは不動産業の「住宅」1353億円、製造業の「工場・発電所」632億円、サービス業の「宿泊施設」288億円だった。

2019.10.18