
10月の大手建設受注額、3カ月ぶり増加
国土交通省は、建設大手50社の10月の「建設工事受注動態統計調査」をまとめた。受注総額は前年同月比6.4%増の9558億円で、3カ月ぶりに増加した。国内工事は民間工事が増加し、公共工事が減少。国内計は7.0%増の9309億円で、3カ月ぶりの増加となった。
民間工事は17.3%増の7314億円で3カ月ぶりの増加。発注者別では不動産業、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業、金融業、保険業等が減少。サービス業、情報通信業、製造業等が増加した。公共工事は17.5%減の1億円で前月の増加から再び減少に転じた。海外工事は12.6%減の249億円で、2カ月連続で減少した。
2019.12.06