日本の文化遺産

#30 宮崎県 宮崎市

神武天皇を祀る「宮崎神宮」は明治時代に新たに造営されたもので、明治神宮、平安神宮などを手がけた建築界の重鎮、伊藤忠太の設計。どの建物も荘厳な景観を醸し出している。
ここには年間およそ60万人の参拝客が訪れる。
また神を祀る「江田神社」など神話にまつわる霊跡もあり神話のふる里といわれている。
地元の人々は神話を言い伝えこの地を崇敬している。
冬の風物詩「大根やぐら」山から吹き下ろす冷たい風に大根をさらして干す。
10日から15日ほど干すと水分が甘い蜜状になり、美味しい「たくあん漬け」になる。
町内には約300基のやぐらがあり、生産者はこの時期になると一家総出で干し大根作りに追われる。